パシフィコ横浜&ホテルイベント研修を実施しました

観光学部観光学科が開講する授業「観光学研修」の一環で、2月20日から24日まで「パシフィコ横浜&ホテルイベント研修」を実施しました。この授業は、観光学の体系的かつ実践的理解のために、企業のシステムなどを直に見て体験することを目的としています。ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルや国立大ホールなど大規模な施設を擁するパシフィコ横浜での研修は、本学科の菅井克行教授が実施して以来今年度で6回目となり、58名の学生が参加しました。

研修初日はまず、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで「ホスピタリティー講習」や「宴会サービス講義」など、利用客をもてなすホテルスタッフの講義を受けました。夕食時にはホテル内のレストランでテーブルセッティングを実践し、自分たちの用意した席でテーブルマナーを学びつつ、ホテルスタッフと卓を囲んで懇親会を行いました。参加学生の中にはホテル業界への就職志望者が多く、就職活動や働き方について熱心に質問する姿が見受けられました。2日目には、パシフィコ横浜の施設見学をした後、「MICE講義」を受けました。「MICE」は「Meeting(企業等の会議)」「Incentive Travel(企業の行う報奨、研修旅行)」「Convention(国際会議)」「Event/Exhibition(イベント、展示会、見本市)」の頭文字をとったもので、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称です。指導教員の舘野和子教授は、「日本を代表するMICE施設であるパシフィコ横浜を見学することで、その意味や意義を理解してくれたと思います。MICEに関する事業に興味を持つ学生も多いので、この経験を就職活動に生かしてほしいです」と話しました。最終日には、6班に分かれて課題解決型グループワークを行いました。パシフィコ横浜の課題抽出と解決策の提案を行い、それぞれのグループがテーマを決めて模造紙にまとめた内容をプレゼンテーション。「婚活クルーズ」「横浜マラソンランナー向けプラン」「クルーズ船で花火やランタンで彩る結婚式」「多言語対応レストラン」「横浜万博(仮説)限定プラン」など、豊富なアイデアが提案されました。

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