観光学部の教員らの著書『基本観光学』が出版されました

観光学部観光学科の教員らが執筆した書籍『基本観光学』がこのほど、東海大学出版部から出版されました。本学科の立原繁教授、片岡勲人准教授、小澤孝人准教授、服部泰講師、前観光学部教授で経営学部の浅野清彦学部長、政治経済学部の島和俊名誉教授、政治経済学部で教鞭を執られた中央大学の岸真清名誉教授による共著で、本学部の基礎科目に沿った観光学の体系を、それぞれの専門分野からひもといた一冊となっています。

出版にあたり立原教授は、「観光学は学問の定型が未完成な分野ですが、学部設立当初から観光学を体系化し、書籍としてまとめようという考えがありました。本書では、観光学部で基本としている『観光文化』『サービス・マネジメント』『地域デザイン』『レジャー・レクリエーション』の4つの学群を、それぞれを専門とする教員が解説しています。観光は金融や経営マネジメント、医療など、さまざまな分野と結びつくため、これから観光学を勉強する学生には自分が興味を持っている分野が観光学の中でどのような位置付けにあるのか把握することができるようになっています。他学部の学生も、自分の専攻科目が観光分野とどうつながっているのか、興味を持つきっかけになる構成です。ぜひ読んでもらいたい」と語っています。

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