九州キャンパス男子バスケットボール部が西日本学生選手権で2回目の優勝を遂げました

九州キャンパス男子バスケットボール部が、6月1日から8日までAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)ほかで開催された西日本学生バスケットボール選手権大会で8年ぶり2度目の優勝を飾りました。関西、東海、九州、北信越、中国、四国の各学生バスケットボール連盟に所属する78大学が西日本の王座を争った今大会で、1回戦から登場した同部は大阪商業大学を102-80で下します。さらに朝日大学に80-56、流通科学大学に92-62、浜松学院大学に82-50と順調に勝利を重ね、準々決勝で神戸医療未来大学を100-77で制してベスト4を決めると、準決勝では日本経済大学に65-60で勝利して決勝へと駒を進めました。天理大学との決勝は67-63と僅差で競り勝ち優勝を決めました。

元炳善(ウォン ビョンソン)監督兼部長(文理融合学部准教授)は、「4回戦の浜松学院大戦以降はどこのチームにも身長2m以上の外国人留学生がメンバーに入っており、高さやフィジカルで苦戦が予想されていましたが、5人のプレーヤー全員がアウトサイドに出て攻撃の起点をつくる『5アウト』戦術を徹底し、全員ディフェンス、全員オフェンスで勝ち上がりました。特に4年次生たちがディフェンス面を引っ張り、安全にゲームを進めてくれて、選手たちは1つ勝つごとに自信を深めていったように感じました」と振り返ります。

チームはエースの大舘秀太選手(文理融合学部2年次生)と主将の武富楓太選手(同4年次生)を中心に得点を重ね、天理大との決勝では第1クオーターこそ17-18とリードを許したものの、一進一退の攻防を競り勝ち頂点をつかみました。武富選手は、「日本代表候補にも入っている大舘が不在でも勝てるようにと、全員が意識して練習してきた成果が出せました。ノーシードからの出場で体力面では厳しい戦いとなりましたが、ベンチ外の選手も含めて皆で声を出し合い、コミュニケーションを図ったことで獲れた優勝だと思います。自分も含めた4年次生は初タイトルで、まだ秋の九州学生リーグ戦では優勝を経験していません。夏にしっかりとトレーニングを重ね、リーグ優勝はもちろんその先の全日本大学選手権での上位進出を目指していきます」と力強く語りました。

なお、武富選手が最優秀選手賞に、大舘選手が優秀選手賞、元監督が優秀監督賞に選ばれたほか、大舘選手が得点王(81点)と3ポイント王(12本)、武富選手がアシスト王(31本)に輝きました。また、九州キャンパス女子バスケットボール部は1回戦で大阪商業大学に82-50で勝利し、天理大学に71-57で勝利しましたが、3回戦で愛知学泉大学に68-91で敗れました。

※写真提供=関西学生バスケットボール連盟