
熊本キャンパスの松前記念総合体育館で3月19日に、2025年度秋学期学位授与式を挙行しました。今年度は熊本、阿蘇くまもと臨空の両キャンパスにある大学院総合理工学研究科(博士課程)1名、大学院農学研究科(修士課程)9名、文理融合学部268名、経営学部8名、基盤工学部4名、農学部151名の計441名に学位記を授与しました。
式は木之内均副学長(九州キャンパス担当)の開式の辞から始まり、博士課程修了者、修士課程修了者、学部卒業生の総代に木村英樹学長が学位記を手渡しました。また、学業や課外活動で顕著な成績を収めた学生に総長賞や「九州キャンパス長賞」などの各賞も授与。式辞では、木村学長が「若き日に」で始まる4つの言葉や人工知能の進化に触れ、「思想は一人ひとりが確立するものであり、人工知能には備わっていません。希望を実現するためにチャレンジを続けることもロボットにはできません。皆さんには、東海大学の建学の精神を胸に、幸福な社会の実現に役立つような人材に育ってほしい」とエールを送りました。卒業生代表による謝辞では、文理融合学部1期生で九州キャンパス硬式野球部の主将兼エースとして全日本大学野球選手権大会出場を果たした江口晶大選手が登壇。「地域社会学科では地域の文化や歴史だけでなく、急速に進む地方の高齢化問題や人材不足について学び、旧阿蘇校舎でのフィールドワークでは、震災の教訓を語り継ぐ大切さを感じました。野球部の主将として全日本出場を果たせたのは、支えてくれた家族、信頼できる指導者の方々、応援してくださる教職員の方々、一緒に過ごしてきた多くの仲間のおかげです。大学で学んだことや培った経験を胸に、社会の中で自分の責任と役割を果たしていきます」とまとめました。






式典終了後には、会場の出口で木村学長や木之内副学長らと教職員が見送る中、卒業生たちが退場。学科ごとに教室に分かれて教員から一人ひとりに学位記を手渡しました。文理融合学部地域社会学科の教室では、卒業生の古場莉沙子さんが同級生たちに黒板アートをプレゼント。「熊本出身の尾田栄一郎先生が描いたワンピースをメインにデザインを考え、3時間ほどかけて色づけしました。新社会人としてそれぞれの宝物を探す大航海へ歩み出す同級生の力になればうれしい。文理融合学部では動画編集から心理学までジャンルを問わず幅広く学べて、将来の方向性を決められました」と話しました。また、総長賞を受賞した農学部の土屋泰介さんは、「研究室に所属してからより専門的な研究ができ、さらに学びを深めたいと考えるようになりました。先輩や後輩との交流を通してコミュニケーションの大切さも感じました」とコメント。卒業生たちは晴れやかな表情で学び舎を後にしました。







