食生命科学科の2年次生が食品加工基礎実習でこんにゃく製造に取り組みました

食生命科学科では、2年次生を対象に「食品加工基礎実習」を阿蘇くまもと臨空キャンパスの食品加工教育実習棟で実施しています。

春学期の実習ではコンニャク・ソーセージ・チーズの製造を予定しており、4月15日と22日の実習では2つのグループに分かれてコンニャクの製造を行いました。
受講生は、ガイダンスで実習内容や注意事項について説明を受けたのち、農学教育実習センターの技術職員の指導のもと食品衛生管理の基本やコンニャクのゲル化の原理について学びました。

実習では、以下の2種類の製造方法を学びました。
1. 精粉コンニャク:コンニャク芋の精粉(せいこ)を用いた加工
2. 生芋コンニャク:本学の農場で収穫した生芋を原料とする加工

これを通じて、コンニャクのゲル化と凝固剤(食品添加物)の役割について、実際に体験することで理解を深めました。

食生命科学科では、将来、食品製造や衛生管理、品質管理の分野で活躍できる人材の育成に力を注いでおり、実践的な実習を通して、確かな技術と知識の習得をサポートしています。