九州キャンパスが「駅のにぎわいづくりパートナー校」に認定されました

九州キャンパス(熊本・阿蘇くまもと臨空キャンパス)がこのほど、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)熊本支社による「駅のにぎわいづくりパートナー校」に認定され、8月7日に熊本キャンパスで認定証授与式が開かれました。「住みたい・働きたい・訪れたい」まちづくりを目指すJR九州熊本支社が、駅及び駅周辺のにぎわいづくりに協力する熊本県内の学校(大学、高等専門学校、専門学校、高等学校、特別支援学校、中学校、小学校等)を幅広く募集し、パートナー校として認定しており、本キャンパスは開新高校(熊本市)に次ぐ2番目のパートナー校として認定されました。

認定証授与式には、木之内均副学長(九州キャンパス担当)、エコツーリズム研究会のメンバーと指導する小林寛子客員教授が出席。JR九州執行役員熊本支社長の三浦基路氏が主催者を代表してあいさつに立ち、「駅は単なる通過点ではなく、そこを中心ににぎわいが創出されてきた場所でしたが、新型コロナという未曽有の危機の中で人と人との接点が減ってしまったように感じています。そこでもう一度、駅を中心としたにぎわいをつくり出すべく、若い皆さんのアイデアとお力添えをいただきたいと考えています」と語りました。三浦氏から認定証を手渡された木之内副学長は、「学生の若い感覚がまちづくりや新しい発見につながるとともに、JR九州の皆さんと協力した取り組みが学生の教育にも大きな力を与えてくれると期待しています」と話しました。

パートナー校の活動として、熊本キャンパスで活動しているエコツーリズム研究会のメンバーが2025年秋に行われる「駅長おすすめのJR九州ウォーキング」のうち2コースの企画考案を担当します。このイベントは、駅長と地元住民が共につくり上げたコースを歩く催しです。学生たちが県内外の人々に熊本の魅力である「水」と「文化や歴史」を伝えられないかと考えていたところにJR九州熊本支社から「学生目線でウォーキングコースを考案できないか」と提案があり、熊本駅と水前寺駅を発着点にJR九州のスタッフと共に何度も現地を歩いて調査を重ねてきました。ツアーリーダーの柴田芽依さん(文理融合学部3年次生)と副リーダーの野崎惟心さん(農学部2年次生)は、「地域の魅力を最大限に伝えられるコースになったと感じています。参加者の皆さんに楽しんでもらいながら、熊本の隠れた魅力を見つけてもらえるイベントにしたい」と意気込みを語りました。