海洋生物科学科では2年次生を対象にした「亜寒帯海洋フィールド実習」を実施しました

生物学部海洋生物科学科(札幌キャンパス)では2月17日から19日まで北海道紋別市と常呂町で、2年次生を対象にした「亜寒帯海洋フィールド実習」を実施しました。亜寒帯域での海洋調査方法やオホーツク海の流氷のメカニズムについて、施設の見学や実習を通して学ぶことを目的としています。

今回は2年次生34名と、指導学生として3年生2名が参加。17日にオホーツクタワーや流氷科学センター「GIZA」などを見学し、翌日はサロマ湖を訪れグループごとにコアドリルを使って、水面に張った氷を採集。氷上と氷下の光強度などを測定したほか、氷中に生息する植物プランクトンなどを検鏡しました。19日には、オホーツク海の流氷を砕きながら進む観光船「ガリンコ号Ⅱ」にも乗船。丸稚ネットでクリオネなどの生物を採集したほか、バケツで海洋表面採水をおこない冬季亜寒帯での海洋調査方法について学びを深めました。

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