ロコ・ソラーレの吉田選手がカーリング日本選手権大会で優勝しました

国際文化学部国際コミュニケーション学科4年次生の吉田夕梨花選手が、カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」の一員として、2月6日から13日まで青森県のみちぎんドリームスタジアムで開催された日本選手権大会で初優勝。3月19日から27日までカナダで開かれる世界女子選手権への出場を決めました。

カーリングは、ブラシで氷をこすりながらストーンを誘導し、ハウスと呼ばれる円の中心に近づけて得点を競います。日本では1980年代から北海道の常呂町で盛んに行われるようになり、町には屋内専用施設があり五輪選手も多数輩出しています。吉田選手はその常呂町出身で、母も選手だった影響を受けて5歳のときに競技を始めました。トリノ・バンクーバー両五輪に出場している常呂町出身の本橋麻里選手が2010年に「ロコ・ソラーレ」を結成した際にチームに加わり、各大会に出場してきました。「カーリングは秋から春先までがシーズンなので、その間は大会が近づくにつれて実践練習を多くしていきます。大会によっては一日に何試合も戦うことがあるので、オフシーズンや大会まで時間があるときには有酸素運動や体幹トレーニングで鍛えています」と語ります。

ロコ・ソラーレは、昨年11月のパシフィックアジア選手権大会日本代表決定戦で優勝し、日本代表として10年ぶりに本戦も制して、世界選手権の日本代表出場枠を獲得。日本選手権でも優勝を手にし、ロコ・ソラーレとして世界選手権出場を決めました。4選手の中で最初にストーンを投げるリードの吉田選手は、「後ろに力のある選手が3人もいるので、楽な気持ちで投げていますが、アジア選手権の本戦は初めて日の丸を背負って戦う大会だったので、夜も眠れないほど緊張しました。世界選手権になるとよりいっそう緊張すると思いますが、これまでやってきたことを信じて戦っていきます」と抱負を語りました。

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