札幌キャンパスで活動する女子バレーボール部の辻桃奈選手(国際文化学部4年次生)がこのほど、V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)のアルテミス北海道に特別指定選手として入団しました。辻選手は北海道・恵庭南高校出身で、女子バレー部ではアウトサイドヒッター兼オポジット。今年度の主将も務めました。9月から10月にかけて滋賀県で行われた第79回国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)では、成年女子の北海道代表として出場。アルテミス北海道への入団は女子バレー部が所属する北海道大学バレーボール連盟リーグ戦や国スポでの活躍などが評価されたものです。

辻選手は、「得点源として期待されているポジションなので、Vリーグでは常に安定したプレーで強みを出て、エースとしてチームに貢献できれば」と意気込みを語ります。10月末に特別指定選手となって以降は、アルテミス北海道と女子バレー部の練習を行き来し、両チームの公式戦にも出場。12月2日から東京都と埼玉県で開かれた全日本大学選手権(全日本インカレ)でもチーム唯一の4年次生、主将としてチームを牽引しました。
「実は高校までで競技はやめようと考えていたのですが、札幌キャンパス女子バレー部からお誘いをいただいて、発展途上のチームで自分の力を出して貢献し、勝てるチームにしたいと大学進学を決めました。目標であるリーグ戦優勝や全日本インカレ1勝には届きませんでしたが、大学4年間を通じて戦術や相手に合わせたプレーの大切さを学べたのは財産です。後輩たちには試合中の声かけの重要性を伝えられたと思います。来年度以降も上位を目指して頑張ってもらいたい。私もVリーグで勝てるよう自分の限界に挑戦しながら成長を重ね、チームの力になれるよう日々努力していきます」と力強く語っています。

