望星丸体験航海「マリンフェスタの夏が来た!~そうだ、駿河湾へ行こう!~」を開催しました

2019年08月09日

海洋学部では8月4日に静岡市清水区の日の出埠頭を発着点として、東海大学の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174t)を用いた体験航海「マリンフェスタの夏が来た!~そうだ、駿河湾へ行こう!~」を開催しました。駿河湾は最深部が約2500mに達する日本一深い湾として知られており、急峻な海底地形と湾を取り巻く地理的特徴が、外洋と沿岸の2つの側面を合わせ持つ独特な自然環境を作り出し、これによって多種多様な生物が生息しています。今回の体験航海は、参加者が望星丸に乗船して駿河湾を巡ることにより、その特徴や魅力、本学部の教育と研究の内容について理解を深めてもらうことを目的としています。また、8月2日から4日まで静岡市清水区内各地で開かれた「第72回清水みなと祭り」の一環で、本学地域連携センターの「キャンパス大学開放事業」として行ったものです。

当日は、県内外から親子連れら63名が参加。はじめに海洋学部の川崎一平副学部長が開会のあいさつに立ち、駿河湾の地形や水、約1300種類の魚が生息しているといった概要を説明。その後、出港とともにデッキに出て、海洋フロンティア教育センターの岡田夕佳准教授が産官学民の連携による清水港の色彩計画や湾の周りにある企業について解説しました。班に分かれてブリッジを見学したあと、「海洋生物の話」と題した2つの講義を実施。「もしかしたら見られるかも?駿河湾にもいる!クジラ」をテーマにした海洋生物学科の大泉宏教授は、「クジラとイルカの区別は大きさのみで、はっきりとした定義はありません。駿河湾でも調査によってミンククジラやアカボウクジラ、カマイルカなどが観測されています」と解説しました。「駿河湾の深海生物」をテーマにした水産学科生物生産学専攻の高見宗広講師は、海底調査の動画を上映しながらタカアシガニやオオグソクムシといった生物を紹介。そのほかにも、魚の写真を使って親子を当てる「おさかなクイズ」(担当:望星丸・玉井隆章技術員)や、「モールス信号」(担当:清水教養教育センター・田中昭彦准教授)の体験プログラムを実施し、最後に参加者全員に乗船証明書をプレゼントしました。

参加者たちは、「もともと深海魚が好きで、本で勉強していたので、より詳しい話が聞けてよかったです」「船に乗る機会はなかなかないので、貴重な経験になりました」と話していました。

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