原監督率いる読売巨人軍に農学部の学生らが差し入れを行いました

農学部の学生と九州キャンパスの教職員らが2月5日に、読売巨人軍がキャンプを行っている宮崎市・KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園を訪問。原辰徳監督(本学体育学部客員教授)に、学生が栽培、製造加工した食品を手渡しました。九州キャンパス長推進プロジェクト※として農学部が取り組んでいる「アグリ実学スキルアップ支援プログラム」の一環で、「原ジャイアンツ♡東海大学~原監督を始めとする読売巨人軍を東海大学九州キャンパス農学部のおいしさで応援したい~」と題して実施したものです。

原監督が率いる読売巨人軍は例年宮崎でキャンプを張っており、本学出身の選手も多数在籍していることから、キャンパス内でも愛着を持って応援している学生や教職員が多数います。今回の取り組みは、今季から4季ぶりに原監督が再任され、宮崎に隣接する熊本からも読売巨人軍にエールを送りたいという機運の高まりを受けて企画しました。農学部の特徴を生かし、食品提供という本キャンパスの学生にしかできない方法で原監督と読売巨人軍を応援することを目的としています。また、教育面では学生に企画・運営・技術研鑚などでさまざまな経験を重ねてもらうことを目指しました。

当日は学生、教職員合わせて35名が参加。熊本キャンパスからバスに乗車し、宮崎へと向かいました。現地では、本企画の実現に協力した東海大学学園校友会の後藤俊郎会長も合流。代表学生5人と荒木朋洋九州キャンパス長、岡本智伸農学部長らがグラウンドへと入り、原監督と対面しました。学生たちは、バットに見立てた骨付きハムや、グローブを模した板状のベーコン、阿蘇実習フィールドで栽培した米とサツマイモ、農学部が産官学連携で開発した芋焼酎「阿蘇の魂」を紹介。後輩たちの訪問に笑顔の原監督は、ハムをバットのように構えて周囲を盛り上げました。

代表してあいさつした平野志保子さん(農学部応用植物科学科2年次生)は、「東海大学の先輩である原監督が、プロ野球の世界で大きく活躍されている姿は私たち後輩にとってとても励みになります」と語り、「阿蘇キャンパスにあった農学部は2016年の熊本地震で大きな被害を受け、学生は熊本市内のキャンパスで学んでいます。しかし、農場、牧場や農産物の加工場は今も阿蘇にあり、私たちも大学のバスで阿蘇に通って実習を行っています。今回は私たちが阿蘇の実習で作った農産物・加工品を皆さんに食べていただきたいと持ってきました。これらを食べて、キャンプの成果をあげていただき、今シーズンの活躍を期待しています」とエールを送りました。原監督も、「ジャイアンツのためにこんなにもたくさんの品々を作ってくれてありがとう。熊本地震の後は、私も阿蘇を訪ねてキャンパスの様子もうかがっていました。いつも東海大を気にして応援しています。学生の皆さんも、今後も一生懸命勉強して世の中のためにいいものをつくってください」と応えました。

※九州キャンパス長推進プロジェクト
九州キャンパスの各学部学科、センターの教員が主体となり、地域社会に対して魅力ある教育活動の展開を推進することで、学生の学習効果の向上や地域社会で活躍する人材の育成につなげようと2008年度から実施しています。アクティブ・ラーニングやグローバル人材の育成、高大接続などのテーマを設け、1年目は「教育活動支援プログラム」として採択し、成果が顕著な課題は「九州キャンパス長推進プロジェクト」として継続するものです。

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