プログラミングコンテスト「Hack U 東海大学 2019」を共催しました

情報理工学部がヤフー株式会社と共催するものづくりコンテスト「Hack U 東海大学 2019」の発表会を、3月2日に東京・ヤフーの本社で開催。学生や教員ら約50名が参加しました。これはヤフーが、社内のエンジニアを対象に開いている開発コンテスト「Hack Day」の東海大学生版として実施しているもので、今回は5回目の開催です。1月に実施した説明会への参加を経てエントリーした16チームの学生たちは、ソフト、ハードを問わずオリジナルの作品を制作。その完成度を競いました。

当日は、まずコンピュータ応用学科主任の稲垣克彦教授が、「今年度も参加した学生の皆さんは、とても熱心に作品づくりに取り組んでいました。企業は今回のように、ものづくりに熱意を持っている人材を欲しています。今日は、皆さんの努力の成果を発表するだけでなく、今後につながる経験もしてほしい」と語りました。参加チームはそれぞれ3分間でプレゼンテーションし、優れた作品にヤフー賞、東海大学学長賞などが贈られました。最優秀賞を獲得したのは、情報科学科の内田理教授の研究室に所属するチーム「ニュー内田パラダイス」による動画サイトやVODの鑑賞会を開けるWebサイト「ShareWatch」。メンバーの小林慧さん(大学院工学研究科1年次生)は、「賞を獲るのが夢だったので、本当にうれしい。発表を終えたときには、本当にとれるか自信がありませんでしたが、評価していただいた審査員の皆さんに感謝したい」と笑顔で語りました。

ロシア・極東連邦大学に出張中だった黒田輝学部長も同大の東海大学極東オフィスから生中継の動画を閲覧。「インターネットでの生中継を見ながら、皆さんのアイデアの斬新さにとても感心しました。また細部まで作り込んだ作品も多く、努力してきた成果を見ることができました。ものづくりの経験は今後の大学生活はもちろん、卒業後にも生きる貴重なものです。これまでの努力に敬意を表するとともに、これからも情報の世界にのめり込んでほしいと思います」とたたえていました。

受賞作品は以下の通りです。

最優秀賞
チーム名:ニュー内田パラダイス
作品名:ShareWatch
内容:動画サイトやVODの鑑賞会を開けるWebサイト。ルーム内にいる人は動画のシークバーが同期される。

ヤフー賞
チーム名:Boiled Egg Dev
作品名:松打
内容:タイピングゲーム。

東海大学学長賞
チーム名:TeamPumpkinPie+
作品名:Talk Breaker Breaker
内容:会話中に話の腰を折る発言があった際に,それを本人に気付かせるよう 特定のアクションを起こすプロダクト。

東海大学情報理工学部長賞
チーム名:チーム進行形
作品名:問題時更生くん
内容:居眠りしている生徒の椅子に段階的な振動や超音波を送り授業に集中してもらう、最終的には椅子ごと強制退場できる椅子。

Happy Hacking賞
チーム名:ニュー内田パラダイス
作品名:ShareWatch
内容:動画サイトやVODの鑑賞会を開けるWebサイト。ルーム内にいる人は動画のシークバーが同期される。

東海大学努力賞
チーム名:Mastich
作品名:ARアゲ〜ル
内容:日本を代表する料理といわれる天ぷら、簡単に見えて意外と難しい。そこでARアゲ〜ル!食材をARで天ぷらに!レシピ機能付きで完璧に、楽しく天ぷらを作りましょう。

東海大学努力賞
チーム名:hacknation
作品名:カミガタレコメンダー
内容:自分の顔写真をウェブにアップロードすると、顔の形を認識してその形に似合うヘアスタイルと、そのヘアスタイルの情報を教えてくれるウェブサイト。

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