第12回「国際フェア」を開催しました

湘南キャンパスで10月19、20日に、第12回東海大学国際フェア(主催:国際教育センター)を開催しました。本学で学ぶ留学生と日本人学生が日ごろの学習の成果を生かすとともに、相互の交流を深めることなどを目的に毎年開いているものです。2日目は、本キャンパスで同日開催したオープンキャンパス型のイベント「TOKAIグローカルフェスタ2018」の一環として実施。両日合わせて約1500名の学生や教職員、地域住民らが来場しました。

19日に8号館で行ったオープニングセレモニーでは、留学生と外国語を学ぶ日本人学生らが30カ国以上の国旗を掲げて入場。開会にあたり国際教育センターの山本佳男所長があいさつに立ち、「学生たちが準備を重ね、8号館の各国のブースでは歌や踊りなど、国と地域の文化を伝えるさまざまな催しが用意されています。皆さん、2日間楽しんでください」と英語でスピーチしました。各教室では、30以上の国と地域の文化を紹介する20ブースを出展しました。学生たちは、民族衣装を着たりその国の菓子や茶をふるまったりと、さまざまな形で来場者を出迎えたほか、海外留学の様子をポスター展示するなど、日ごろの学びの成果を報告しました。

ステージイベントでは、フラメンコスタジオ「ラカサデパティオ」のダンサーによるフラメンコをはじめ、東京大学のベネズエラ音楽サークルの演奏、ブラジルのカポエイラや本学の留学生らによる各国の伝統的な踊りが披露され、イベントに花を添えました。また2日目には、本キャンパスの吹奏楽研究会によるマーチングバンドとともに、各国の国旗を掲げて1号館前の噴水周辺を練り歩くフラッグセレモニーを実施したほか、8号館で「国連UNHCR難民映画祭2017」の一環として映画『I am Rohingya』を上映しました。本学は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が主催した同映画祭の「学校パートナーズ」になっており、映画を通じて学生や地域住民に難民問題や難民支援への理解を深めてもらおうと開いたもので、多くの来場者が訪れました。

本イベントでは教養学部国際学科3年次生の吉田香代さんと工学部生命科学科3年次生の鈴木雅裕さんが学生代表として企画・運営の中心となり、オープニングセレモニーの司会も務めました。吉田さんは、「一つひとつのブースがしっかり目立つように教室の順番を考えたり、多くの学生を取りまとめるためのオペレーション体制を整えたりと、運営面で工夫したことがイベント成功の一因になったと感じています。また、一昨年好評だったフラッグセレモニーを復活させることができましたし、各国のブースでは工夫を凝らした装飾が増えるなど、充実のイベントをつくりあげることができ、達成感でいっぱいです」とコメント。鈴木さんは、「今年は各国の特色を生かしたステージイベントが充実し、想像以上の盛り上がりとなりました。これだけ多くの国の留学生が学んでいる大学はあまりないと思うので、これを機に日本人学生や地域の方が世界に目を向けてくれたらうれしい」と語りました。

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