阿蘇くまもと臨空キャンパスで「音の葉が舞う臨空祭」を開催しました

阿蘇くまもと臨空キャンパスで10月13日、地域の中学校3校と付属熊本星翔高校吹奏楽部、熊本キャンパスに今年度から発足した吹奏楽同好会による演奏会「音の葉が舞う臨空祭」を開催しました。地域の皆さまをはじめ、多くの方にキャンパスを訪れてもらい、交流を深めたいとの思いから企画したもの。当日は、約350名が来場。地元の西原村立西原中学校、益城町立益城中学校、同木山中学校の各吹奏楽部、本学付属熊本星翔高校、吹奏楽同好会が日ごろの練習の成果を発揮。華やかな演奏で深まり始めた秋を彩りました。

西原中に続いてステージに上がった吹奏楽同好会は、ディズニー映画の劇中歌『リメンバー・ミー』、大滝詠一作曲のヒット曲でCMソングとしてもなじみ深い『君は天然色』、こちらもCMソングとして人気の緑黄色社会による『Mela!』の3曲を披露。11名と少人数ながら息の合った演奏で聴衆を楽しませました。休憩をはさんで益城中、木山中に続いて登場した熊本星翔高は、3年生が引退し新体制となって初めてのステージ。沖縄県出身のバンド「MONGOL800」の代表曲である『小さな恋のうた』で元気よく幕開けすると、SMAPのヒット曲『世界で一つだけの花』、同高出身の人気漫画家である尾田栄一郎さんによる『ONE PIECE』のアニメで最初のオープニングナンバーとして知られる『ウィーアー!』を熱演しました。

最後には出演した全校のメンバーがステージに上がって合同演奏も実施。吹奏楽の定番曲として知られるT-SQUAREの『オーメンズ・オブ・ラブ』で盛り上げると、続く『ジャンボリミッキー!』では星翔高の男子部員が最前列でダンスを踊り、訪れた子どもたちも客席で踊り出すなど会場を巻き込み、最後の『ディープ・パープル・メドレー』は年代を超えた総勢〓〓名で大迫力のサウンドをキャンパスに響かせました。

星翔高吹奏楽部部長の福永晋也さん(2年)は、「緊張感もありましたが恥ずかしくない演奏をお聞かせできたのではないかと思います。開場前の食事時間などで中学生や大学生と交流を深められ、楽しんでステージに臨めました」と笑顔で語り、吹奏楽同好会部長の西山薫音さん(農学部4年次生)と総括の益田すうさん(同3年次生)は、「吹奏楽同好会は昨年から活動を始め、今年4月から大学の公認団体として正式に活動を開始しました。これまで近隣の病院での慰問演奏や大学のオープンキャンパスでのステージなどはありましたが、本格的な演奏会や他団体との共演は初めてで、楽しんで演奏できました。合同演奏では、高校時代以来の大人数での合奏もでき、懐かしく感じるとともに同好会もメンバーを増やしていきたいという気持ちが高まりました。今後は11月の欅祭(建学祭)やアンサンブルコンテスト出場なども控えているので、練習を重ねながら部員勧誘も頑張っていきたい」と充実した表情で語りました。