
文理融合学部人間情報工学科の藤本邦昭教授と研究室の学生3名は、8月23、24日に、グランメッセくまもとで開催された「青少年のための科学の祭典」に協力しました。熊本県商工政策課から依頼を受けて、「半導体ってなに? ハンドウタイの未来とくまもとの未来」と題したブースを担当。半導体を使った電子回路づくりのワークショップを行いました。
両日ともに4年次生の濵田翼さんと川人彩楓さん、3年次生の室澄愛海さんが指導役を担い、400名を超える小学生とその保護者がブースを訪れました。参加者たちは名刺サイズの紙に書かれた回路を特殊なインクを使ったペンで塗り、電気信号を増幅させる半導体部品「トランジスタ」とLEDライトを取り付けて電子回路を制作。決められた場所を両手で触れると電流が流れ、ライトが着く様子に、参加者は驚きながら楽しんでいました。学生たちは、「半導体について理解してもらうことが目的なので、身近なものに例えるなど分かりやすい説明を心がけましたが、専門的な質問をしてくる小学生もいて驚きました。半導体関連の仕事をしているご両親も多く、一緒に楽しんでいる姿が印象的でした。教えることで自分自身も改めて理解を深められました」と話していました。