
熊本キャンパスと阿蘇くまもと臨空キャンパスで活動する「商品開発サークル」が、地元企業3社と共同開発した発酵豆乳シフォンケーキ「そいふるん」を10月18日から20日まで、熊本市中央区の鶴屋百貨店で販売しました。2021年度に発足した本サークルは、「本気で商品化を目指す」をスローガンに、文理融合学部や農学部での学びを生かし、企業などと連携した食品の企画・開発に取り組んでいます。これまでにも、地域の特産品を活用した商品や、アイスクリーム専門店と共同開発した商品の販売などを行ってきました。
今回の「そいふるん」は、学生のアイデアを出発点に、株式会社内田安喜商店、株式会社九州みらいCreation、東海大学発ベンチャーの株式会社プロバイオが協力し、試作と改良を重ねて商品化したものです。内田安喜商店が製造した豆乳をプロバイオが乳酸菌で発酵させ、豆乳ヨーグルトに加工。その後、内田安喜商店が豆乳ヨーグルトを使ってシフォンケーキを焼き上げました。九州みらいCreationがプロジェクト全体のコーディネートを担当しました。原料には、熊本県産大豆「ふくゆたか」を阿蘇の伏流水で搾った豆乳や、熊本県産小麦「黄金月」、熊本県産の卵を使用しています。豆乳の発酵には、農学部食生命科学科食品バイオ化学研究室が1000種類以上の菌株から選抜した乳酸菌「Pediococcus pentosaceus TOKAI 759m」(通称:ソイペディオ菌)を用いています。発酵によって生み出される菌体外多糖の特徴を生かし、なめらかな食感のシフォンケーキに仕上げました。
販売期間中は、開発に携わった学生も店頭に立ち、来店者に商品の特徴や熊本県産原料へのこだわりを紹介しました。学生が考えた商品を企業とともに形にし、自ら消費者に届ける今回の取り組みは、商品開発から販売までの過程を実践的に学ぶ機会となりました。商品の企画・開発に携わった原田 悠衣さん(農学部食生命科学科4年次生)は、「自分たちのアイデアが企業の皆さまの協力で商品になり、店頭に並んだことをうれしく思います。企画・開発から販売まで一貫して携わる中で、商品づくりの難しさと、それを形にすることのやりがいを実感しました。また、実際にお客さまと接する販売の現場を通して、商品の魅力を伝えることの重要性や、その伝え方を工夫する大切さも学ぶことができました。今回の経験を通して得た学びを、今後の商品開発や活動に生かしていきたいと思います」と語りました。
今後は、九州みらいCreationが運営するECサイト「よかもーる」で全国にお届けできるよう販売を進めていく予定です。







