光・画像工学科の開設50周年記念式典を開きました

工学部光・画像工学科では12月6日に湘南キャンパスで、学科開設50周年記念式典を開きました。本学科は、1965年4月に「光学工学科」として開設。2000年度に「応用理学科光工学専攻」へと改組した後、2006年度から現在の「光・画像工学科」となっています。式典には来賓として元教員や同窓生ら約120名が出席。現在学科および大学院工学研究科光工学専攻に在籍する教職員や学生と合わせて約150名が集いました。

冒頭であいさつに立った学科主任の室谷裕志教授は、「2014年はノーベル物理学賞を、青色LEDの研究開発と普及に尽力した3名の日本人が授賞しました。また15年は国連によって『光および光技術の国際年』と定められるなど、光関連分野への注目が高まっています。学生の就職の受け皿となる国内の光産業は業績が好調ですが、これに甘えてはいけません。50周年を機に、同窓会との連携を強化しながら、さらなる教育研究に邁進していきます」と決意を述べました。また、光学工学科同窓会の高橋邦明会長は、「学科の次の50年を見据え、知恵と創造性を融合する時代に対応していかねばなりません。同窓生の持つ豊かな人脈を生かし、後輩たちに夢と希望を与えられる同窓会でありたいと思います。後輩をわが子と思い、利他の精神で時間と労力惜しまず学科と連携していきましょう」と呼び掛けました。

式典後は、同窓生が学生の案内で学科の研究室を訪問。教員とともに現在取り組んでいる研究の内容を説明し、同窓生からの鋭い質問に懸命に応じる姿が見られました。また、コムスクエアに場所を移して行われた懇親会では、ボイストレーナーで歌手のあらたに葉子非常勤講師がボーカルを務める音楽グループ「東京カンソン」による歌と演奏が披露される中、参加者同士が交流を深めました。

光・画像工学科の開設50周年記念式典を開きました

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