研究の峰形成「研究交流会」を開催しました

研究の峰形成「研究交流会」を、9月12、13日に湘南キャンパスで開催しました。研究の峰形成は、18学部77学科・専攻・課程を開設している総合大学の強みを生かし、理工系や文系、医学系など幅広い分野の研究者による共同研究を促進し大学全体の研究力底上げを図るとともに、世界をリードする本学発の独創的な研究成果を社会に発信することを目指す取り組みです。交流会は、研究者同士が互いの研究内容を知り、新たな共同研究に向けた土台をつくることなどを目的に昨年度から実施しているものです。

本年度の研究交流会では、約90件の研究紹介ポスター展示・発表と、約50件のテーマ別ショート・プレゼンテーションが行われ、会場となった17号館のネクサスホールには連携を希望する研究者や学部学科をこえた交流を希望する学部生・大学院生ら、約200名が集まりました。12日のショート・プレゼンテーションでは、すでに共同研究を進めているグループによる「研究ユニット研究発表会」や本学の付置研究所の代表者が活動を報告する「付置研究所紹介発表会」、学内で学部横断型の研究グループとして活動している「安全・安心研究グループ研究発表会」を実施。13日のショート・プレゼンテーションでは、今年4月に開設された先進生命研究所のメンバーによる「先進生命研ユニット研究発表会」や女性教員と女子学生による「女性研究者限定研究発表会」、「共同研究者募集研究発表会」を実施しました。

参加者からは、「今回初めて参加しましたが、事前に想定していた分野以外の研究者に興味を持ってもらえるなど、今後の連携につながる情報交換ができた。文系の大学院生は学会での発表の機会も少ないため、プレゼンテーション力を高める教育的な効果もあったと感じている」、「昨年度もこの交流会を通じて知り合った研究者と新たな研究グループの結成につながるなど、大きな成果を感じています。共同研究を成功させるためには日常的なコミュニケーションがとても大切になる。今後もこうしたイベントを活用して学内の連携を深めていきたい」といった声が聞かれました。

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