国際交流会を開催しました

12月13日、トルクメニスタンの国際人文開発大学とタイのモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)の学生が湘南キャンパスを訪れました。本学と交流のある2校を招き、本学学生が交流することでグローバル人材の育成につなげることを目的としています。国際教育センターや工学部の教職員が、キャンパス内のものつくり館や別科日本語研修課程の授業見学などを通して本学の取り組みを紹介した後、「KAKEHASHI project」(※)のメンバー6名と国際交流会を実施しました。

まずはじめに、10分間のフリートークで自己紹介をし、「日本に来て驚いたことはありますか?」「すごく素敵な民族衣装ですね」など、お互いの国や文化について語り合いました。続いて、本学の学生が、「食べ物」「お茶」「祭」「ボーカロイド音楽」「言葉と文化」「湘南キャンパス」の6つをテーマでプレゼンテーションし、「食べ物」では納豆を試食。トルクメニスタンの学生が独特の味と匂いに顔をしかめる場面もありましたが、「納豆は日本人のほとんどが好んで食べるソウルフードで、とても栄養があります」と笑顔で説明しました。

トルクメニスタンとタイ両国の学生も、自国についてプレゼン。トルクメニスタンの学生は、国旗の意味や花嫁衣装など、独自の文化や習慣を紹介したほか、2017年に同国で開催される「アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」(アジアオリンピック評議会主催の4年に1度行われる室内競技大会)について、ロゴや競技数などを説明しました。タイの学生は男女ともに民族衣装に身を包み、伝統の踊りを披露。「皆さんも一緒に踊りましょう」と声をかけ、タイ、トルクメニスタン、日本の学生が輪になって踊り、笑顔で会を締めくくりました。

担当指導教諭の中川浩講師(国際教育センター)は、「アメリカでは、対日理解の促進を目的に日本のよさをプレゼンします。今回の交流会は異文化に触れる以外にも、プレゼンの実践練習となるよい機会になったと思います」と話しました。

※「KAKEHASHI project」:外務省が推進する「対日理解促進交流プログラム」(※)の一環として、国際交流基金の援助を受けて実施されているプログラムで、日本各地から選抜された大学生がアメリカ各地に派遣されるもの。本学からは湘南、高輪、札幌キャンパスの学生23名が参加し、来年2月23日から1週間アメリカ、ミシガン州デトロイトに滞在。日本及び米国政府関係機関等の表敬訪問や、国際機関、NGO団体等へ訪問し、政治、経済、社会、文化、歴史、外交政策等に関する対日理解の促進を図るプレゼンテーションを行う予定

※「対日理解促進交流プログラム」は、日本政府(外務省)が推進する事業であり、日本とアジア太平州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、対外発信力を有する将来を担う人材を招聘・派遣するもの。「KAKEHASHI Project 」は、「対日理解促進交流プログラム」のうち北米地域を対象とした交流事業

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