「海外研修航海出港式バスツアー」を行いました

代々木キャンパスで学ぶ観光学部の学生と職員が、2月16日に行われた「海外研修航海出港式バスツアー」を企画・実施しました。本学所有の海洋調査研修船「望星丸」で諸外国を巡り、異文化理解・環境保護・協調性の大切さなどを実践的に学ぶプログラム「海外研修航海」研修団の出発を見送り、周辺の観光地を巡って知見を広めるために企画・実施されたものです。本ツアーには代々木キャンパスの学生・職員が20名参加しました。今回の研修団は、研修学生103名、団役員13名、海洋学部航海工学科の練習学生18名の合計134名が参加しており、「通訳抜きの対話:世界と、地球と、人と自分と」をテーマに、42日間にわたって父島(小笠原諸島)-ポンペイ(ミクロネシア連邦)-ヌメア(仏領ニューカレドニア)-マラカル(パラオ共和国)という4つの国と地域を巡り、3月29日(水)、清水港に帰港する予定です。本キャンパスからは、学生1名、教職員2名が乗船します。

当日は代々木キャンパスからバスで出発し、付属静岡翔洋高校建学記念ホールでの出港式に参加した後、清水港・巴川河口鉄道岸壁に移動。船に乗り込む研修団に向けて、「頑張ってね」「気をつけていってらっしゃい」などと声をかけ、出発を見送りました。ツアーに参加した学生は、「いつもお世話になっている先生と職員の方、そして同じキャンパスで学ぶ友人が海外研修航海に参加するため、皆で激励しようと参加しました。東海大学が船を持っていることは知っていましたが、実際目の当たりにすると迫力が違う。研修航海はさまざまな国を訪れるのが楽しそうですし、前回乗船した先輩からも勧められたので機会があれば参加してみたい」と話しました。一行はその後、東海大学海洋科学博物館に向かい、館内を巡ったほか展示のバックヤードも見学。水槽に入れる前の観覧用の魚を育てる育成場や餌の保管所などを見て回りました。学生からは、「普段入ることができない水槽の裏側はとても興味深かった。東海大学や海洋科学博物館の歴史もスタッフの方からうかがい、勉強になりました」といった声が聞かれました。

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