ラグビーフットボール部が親善試合を行いました

湘南キャンパスで3月11、12日に、「豪州アドバンストセミナー2017」(主催:NPO法人日豪スポーツプロジェクト)と、オーストラリアのスーパーラグビーチーム「ブランビーズ」の下部組織である「オールズ」と本学のラグビーフットボール部による親善試合を開催しました。

NPO法人日豪スポーツプロジェクトは、日豪相互のスポーツ交流やセミナー・イベントのコーディネートなどを行っており、日本では2004年から「豪州コーチングコース」と題して、オーストラリア・スポーツ・コミッションが認定するオーストラリアコーチング資格の認定講習を実施しています。同団体ではラグビー部の木村季由監督(体育学部教授)が理事を務めており、日本で認定講習を行うようになって以降、本学と神奈川県・桐蔭学園高校を会場としてセミナーを開催してきました。アドバンストセミナーは、すでに資格を保持している指導者向けに研鑽の機会として最新のルールやコーチング理論を学ぶもの。今回は地域のラグビースクールからトップリーグまで多数のクラブで指導するコーチ約80名が参加しました。

セミナーでは、ブランビーズとオールズ1軍のコーチを務めるダニエル・フーパ―氏と、オーストラリア・ゴールドコーストのラグビーアカデミー代表で本学ラグビー部スポットコーチのグラント・アンダーソン氏を講師に招き、ラグビー部の選手がデモンストレーション役となってコーチング理論の講習を行い、参加者は練習で注意するポイントや選手への効果的な声かけなどを学びました。2日目の午後には、訪日中のオールズを招いてラグビー部との親善試合を開催し、20分ハーフで2試合戦いました。チームは主将の野口竜司選手(体育学部競技スポーツ学科3年次生)ら主力選手がジュニア・ジャパン代表に召集されていたものの、外国人選手にも物怖じしないタックルと屈強なスクラムで押し勝ちトライを重ね、21―19、47–19と2試合とも勝利をおさめました。司令塔を務めた伊藤龍之介選手(同)は、「新チームが始動したばかりでの試合は少し不安もありましたが、とても貴重な経験を積むことができました」と振り返りました。

試合後に行われたアフターマッチファンクションには吉川直人副学長も出席し、「とても面白い試合で興奮しました。試合を終えた今は、チームの垣根をこえて友情を築いてください」とあいさつ。選手らは、試合を振り返りながらお互いのチームについて語り合い、ジャージを交換し合う場面も。また、最後には両チームのクラブソングを互いに歌い、エールを送り合いました。木村監督は、「フィジカルの強い外国人選手との試合は選手にとって貴重な経験となりました。今後も日豪の交流を深めていきたい」と語りました。

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