熊本キャンパスで春学期入学式を挙行しました

2017年度九州キャンパス春学期入学式を4月4日、熊本キャンパスの松前記念総合体育館で挙行しました。今年度の入学者は大学院生物学研究科(博士課程)、大学院農学研究科(修士課程)、経営学部、基盤工学部、農学部、学部編入生計547名です。式典には多数のご来賓や保護者の皆さまにご臨席をいただきました。なお、湘南キャンパスの入学式は4月2日に挙行しており、6日には札幌キャンパスでも執り行います。

式は、熊本学生会の役員による校旗入場、荒木朋洋九州キャンパス長による開式の辞、建学の歌斉唱に続いて新入生が読み上げられ、荒木九州キャンパス長が入学許可宣言を行いました。山田清志学長による式辞は、新入生たちが卒業を迎えた際、現代社会で進むグローバル化に対応できる人材に育ってほしいという思いを込めて全て英語でスピーチ。山田学長は、「昨年は入学式を終えてから2週間もしないうちに、熊本を2度の地震が襲い、阿蘇キャンパスをはじめ本学園は甚大な被害を受けました。学園が心を一つにして復興へと力を尽くしているとこですが、この場をお借りして引き続き、皆さまのご理解とご支援をお願いいたします」と呼びかけました。また、新入生たちに向けて、「実社会は物も人も国境を越えて絶え間なく流動するグローバル化が進んでいます。そのグローバル社会に挑むために、外から日本を見て知り、また世界を広く知ってください。自らの将来を見据え、学びも遊びも主体的に取り組み、豊かな大学生活となるよう、誇りを持ってキャンパスライフをスタートしてください」と語りました。

祝辞では来賓を代表して熊本県の蒲島郁夫知事が登壇。蒲島知事は、高校卒業後地元の農協に就職した後、農業研修生としてアメリカへと渡り、それがきっかけとなってアメリカ・ネブラスカ大学、ハーバード大学大学院で学んだ経歴を紹介。「その後、筑波大学、東京大学で教鞭をとったのち、熊本県知事となりました。紆余曲折の人生を経て感じるのは”人生の可能性とは何と無限大であろうか”ということです。大事なことはどんな逆境でもあきらめることなく、夢を持ち続け、一歩を踏み出すことです。新入生の皆さんも、その人生にはさまざまなことが起きるでしょうが、人生の可能性を信じ、夢をもって一歩を踏み出し、最大限の力を発揮してください。これからの人生が素晴らしいものになることを祈っています」とエールが送られました。さらに、2012年度に東海大学総合経営学部マネジメント学科(当時)を卒業し、現在は医療法人寺尾会寺尾病院で副理事長、事務部長を務める寺尾幹さんが、後輩たちに向けてメッセージを送り、「大学で学ぶ意味をしっかりと考え、他人を思いやり、失敗にくじけることなく前に進む勇気をもってください」と呼びかけました。

終了後には、在学生による新入生歓迎行事も行われ、部活動やサークルの先輩たちがビラを配り、熱心に入部を勧誘する姿が見られました。

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