付属浦安高校と付属市原望洋高校、付属望星高校の保護者を対象にした湘南キャンパス見学会を開催しました

湘南キャンパスで6月10日に、付属浦安高校と付属市原望洋高校、付属望星高校の保護者を対象にした「見学会」を実施しました。各校の保護者に本学への理解を深めてもらうことを目的に開いたもので、約260名が参加しました。

全体会では、一貫教育課の蒲池光久課長が本学の歴史や特徴を紹介。資源が少ない日本を豊かにするためには科学技術が重要であるとの考えのもと、理工系教育に力を入れている数少ない総合大学であることや、キャンパス内での企業の採用活動が活発な大学として評価されており、正規雇用の就職率が97.8%と高い水準にあることなどを説明しました。また、会場内の保護者に対し、「家庭での日常生活での会話を大切にしつつ、学校の先生を信じて積極的に生徒との情報交換するよう心がけてください」とアドバイスしました。

その後、在学生を代表して新保早弥加さん(浦安高卒・教養学部国際学科3年次)と前田貴輝さん(市原望洋高卒・理学部情報数理学科3年次生)、牧野大樹さん(望星高卒・大学院健康科学研究科社会福祉学専攻1年次生)が登壇しました。新保さんと前田さんはそれぞれ、自宅通学と一人暮らしのメリットやデメリットを紹介。「高校生のうちに、『これだけは他の人に負けない』という得意分野をつくることを勧めます。入学試験を受けなくてもよい分を、その時間を好きなことの勉強に使ってほしい」「高校生はとかく親との会話を避けがちですが、いやがられても積極的に話しかけて、将来の目標を見つけるようアドバイスしてください」と語りました。また、牧野さんは自身の高校生活や福祉ボランティアとしての活動経験をもとに、「高校、大学での経験を通じて、支えてくれる人の大切さを学びました。お子さんには、人はいつでも変われることを伝えてください」と話しました。

その後参加者は、大学周辺を巡るグループと理工系、文系、スポーツ系の施設見学グループに分かれて、高度物性評価施設やものつくり館、体育館・武道館、大学周辺などを見て回りました。この内、文系施設の見学では、3号館地下にある文学部広報メディア学科のスタジオと文学部歴史学科考古学専攻の収蔵庫、付属図書館を見学。両学科の教員から、これらの施設や収蔵品を日ごろの活動に生かすことで専門分野の考察力や実践力を養う取り組みが行われていることが説明され、また、付属図書館では私立大学で6番目に多い蔵書を誇り、英語学習のテキストが充実するなど学生の学びをサポートしていることが紹介されました。

参加者からは、「親が通いたいと思うほど、楽しそうな大学ですね。施設や図書館も充実していると思います」「一流の人材を育てるためには一流の環境が必要だと思いますが、東海大学の施設は社会の動向に対応しており、そのための環境が整っていると感じました」「高校生の保護者が個人的に大学を訪問しようと思ってもハードルが高いので、こうした機会が設けられているのはとてもありがたい。食堂で朝食が出るなど、学生へのサポートが充実していて安心しました」といった声が聞かれました。

付属浦安高校ほか保護者・湘南見学会1_341.jpg

付属浦安高校ほか保護者・湘南見学会2_341.jpg

付属浦安高校ほか保護者・湘南見学会3_341.jpg

付属浦安高校ほか保護者・湘南見学会4_525.jpg