400mのジャンプ台を駆け上がる「レッドブル400」世界選手権の女子個人戦でスキー部の田中選手が初代王者に輝きました

札幌キャンパス・スキー部の田中ゆかり選手(国際文化学部4年次生)が、7月15日にドイツ・ティティゼー=ノイシュタットで初開催された、スキージャンプ競技場のラージヒルを下から駆け上がるスプリントレース「Red Bull 400」(レッドブル・フォーハンドレッド)世界選手権大会の女子個人戦で優勝。見事に初代世界王者に輝きました。

「世界で最も過酷な400m走」と言われるこのレースは、飲料メーカーのレッドブルが2011年に本社があるオーストリアで始め、今年は初開催となった5月の日本・札幌大会を含む13カ国、14カ所で開かれました。今大会は、初めて各国大会での優勝者らが集って開かれた世界一決定戦で、田中選手は札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場で5月21日に開催された大会を制して、本大会への出場権を獲得していました。

今大会では、高低差 140 メートル、斜度 35 度の坂で競技が行われ、女子シングルには119名が出場。田中選手は4分54秒2のタイムを記録し、トップでゴールしました。表彰台の中央に立った田中さんは、「優勝できるとは思っていなかったのですごく驚いています。正直、まだ実感がありませんが、大きな大会に出られてうれしく、招待していただいたことに感謝しています。ここで出会えた色々な国の人たちと一緒に走って、盛り上がれたことが最高に楽しかったし、初めて開催された世界選手権で最初のウィナーになれたことが素直にうれしいです。ありがとうございました」とその喜びをコメントしました。

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