デザイン文化学科の学生が「さっぽろアートステージ2017 University student ART competition」でグランプリを獲得しました

国際文化学部デザイン文化学科4年次生の城浦光希さんの木工作品が、11月11日から12月3日までJR札幌駅前通地下歩行空間で開催された「さっぽろアートステージ2017 University student ART competition」(主催:さっぽろアートステージ実行委員会)で展示され、12月3日の表彰式でグランプリを受賞しました。

このイベントは、北海道内の美術系大学に在籍する学生を対象としたコンペティションで、本学のほかに札幌市立大学、札幌大谷大学、星槎道都大学、北翔大学、北海道教育大学から学生1名ずつが参加しました。城浦さんがグランプリを受賞した作品「見覚えのあるお皿」は、紙皿と同じ形に木を加工したもの。作品について、「普段は家具のデザインが専門ですが、その中で物の価値を考えることが多く、安易に使い捨てられがちな紙皿にも製作者の意図やこだわりがあることを伝えたくてこの形にしました。アートは見た人に考えさせる余地を与えるものだと思うので、あえて題名にも紙皿とつけませんでした」と話します。また、「自分の作品がアートとして評価されるか不安だったので、グランプリに選んでいただき驚きましたが、素直にうれしかったです。自分の考えを理解してくれる人がいると感じ、自信につながりました」と語りました。