生物学部海洋生物科学科4年次生の山本友香さんが、「MOS世界学生大会2018日本代表選考」の大学・短期大学部門のエクセル部門で入賞。6月24日に東京国際フォーラムで開催された表彰式に出席しました。本学科からの入賞者は初めてとなります。MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)とは、マイクロソフト社のアプリケーションソフトであるワード、エクセル、パワーポイントの操作技能を証明する国際的な資格です。本大会は、MOSを通じて国際的に活躍できる人材を育成することなどを目的に毎年開催される世界規模のパソコン競技会で、16回目となる今回は全国から延べ61,000名以上がエントリー。大学・短期大学部門のエクセル部門では1位から3位と入賞者17名の計20名が表彰されました。
表彰式では、国内でMOSを運営している株式会社オデッセイコミュニケーションズ代表取締役社長の出張勝也氏が、「マイクロソフトオフィスのスペシャリストとして、またITのリーダーとして、学内や社会で活躍されることを願っています」とあいさつ。続いて、「大学・短期大学」「専門学校」「高等学校・高等専門学校・高等専修学校」の3部門について、ワード、エクセル、パワーポイントの各成績優秀者が紹介され、一人ひとりに表彰状が授与されました。最後に、本大会を主催するアメリカ・サーティポート社のジェフリー・ルイス氏が、「これまで努力されて入賞された皆さん、本当におめでとうございます。また、彼らを支えてきた先生方や親御さんにも心からのお祝いを申し上げます。今日は皆さんで喜びを満喫してください」と、テレビ電話を通じて語りかけました。
山本さんは、「エクセルの機能をより深く学び、卒業研究や就職活動に活かしたい」と考え、3年次生の夏から本格的に学習を開始。2月には大学のMOS対策特別講座も受講しました。「便利な機能を使いこなせるようになるのが楽しく、友人と教え合ったり励まし合ったりしながら勉強しました。MOS学生世界大会に挑戦したのは自分の力を試すためだったので、思いがけず入賞できて本当にうれしく思っています。動物にかかわる仕事に就くのが目標ですが、MOSを通じて就職先の可能性が広がったと感じています。エクセルのスキルをさらに向上させて研究や仕事につなげていきたい」と話しています。