先端技術コミュニティACOTが「ロボットサマースクール2018」の運営をサポートしました

熊本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが、6月9日から7月15日にかけて全3回にわたって、付属熊本星翔高校で開催された小学生対象の「ロボットサマースクール2018」(主催=NPO法人HITOプロジェクト)の運営を全面的にサポート。自律型ロボット教材を使ってプログラミングに挑戦した子どもたちの先生役を務めました。この催しは、子どもたちにプログラミングやロボット製作を通じて工学分野への興味関心を持ってもらうとともに、ものづくりの楽しさを体験してもらおうと主催団体と本学、学生の3者で連携して毎年実施しており、今年度で10年目を迎えました。「こどもゆめ基金®」(独立行政法人国立青少年教育振興機構)からの助成金交付も受けています。

初回となった6月9日は、ロボット教材「レゴ®マインドストーム」を使ってモーターやセンサーなどの部品を組み合わせて走るロボットを作成して制御の仕組みを学習。第2回の23日には、プログラミングの基礎について、初心者でも扱えるソフトウェアを用いて学びました。7月14日の最終回では、光センサーを使ってロボットが黒線をたどる「ライントレース」のプログラミングにも挑戦しました。プロジェクトメンバーたちは、作業に没頭する子どもたちの間を回り、うまくロボットを組み立てられない参加者にアドバイスを送り、一緒になって作業に取り組みました。

プロジェクトリーダーの林田悠里さん(基盤工学部電気電子情報工学科3年次生)は、「子どもたちが皆、楽しそうに作業してくれていたのが印象的でした。思い通りにロボットが動かなくても“なんで?”と疑問を持つことが大事だと思います。そういった体験を通じて、工学に興味を持ってくれたらうれしい。また、回を重ねるごとに女子の参加者も増えてきて、私と同じリケジョ(理系女子)に育ってくれたらと期待しています」と笑顔で語りました。

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