「仕事で役立つ英語入門」の授業で海洋科学博物館の英語版フロアマップを作成しました

海洋学部の学生が今年度の春学期に開講した自己形成科目「仕事で役立つ英語入門」(担当教員=清水教養教育センター・加藤和美講師)の授業内で、東海大学海洋科学博物館の電子版の英語フロアマップを作成しました。清水地区での外国人観光客誘致を目的に取り組んだもので、マップは今後、海洋科学博物館の職員による最終確認を経て、一般の観光客向けに公開する予定です。

マップに載せる情報を収集するために学生たちは、「駿河湾の深海生物」「くまのみ水族館」といった館内の9セクションを見学。展示されている生き物の名称以外にも、「発光します」「強い毒があります」といった特徴や、「多くの種類のクマノミを見ることができ、そのうち15種類はここの水族館で繁殖が成功したものです」「水槽の中が空洞になっていて、内側に入ることができます」など、施設を見て回る際に参考となる文例を考え、最終的に加藤講師とネイティブの教員が英訳しました。

その際一覧にした単語と文章は、学生たちが効率的に学習できるようオンラインツール「Quizlet」に落とし込み、「水族館英語学習アプリ」と名付け、授業の教材として使用しています。加藤講師は、「近年増えている外国人観光客に海洋科学博物館へ足を運んでもらえるよう、職員の方々にご協力いただき、足掛かりとなるフロアマップを作成することができました。秋学期の授業ではマップを用いた実践的な企画に取り組み、地域と大学をつなぐ一つの要素にしていきたい」と語っています。

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