「第50回全道ロシア語弁論大会」で国際コミュニケーション学科の学生が特別賞を受賞しました

国際文化学部国際コミュニケーション学科の木島練音さん(4年次生)が、12月1日に北海道庁で開催された「第50回全道ロシア語弁論大会」(主催:日本ユーラシア協会北海道連合会、サハリン州政府、北海道庁)に出場し、特別賞Cの「在札幌ロシア連邦総領事館賞」を受賞しました。

この大会は、全国のロシア語を学ぶ学生や社会人が日ごろの学修成果を披露する場として毎年開催されており、審査にはAクラス(5分間のスピーチ、ロシア語による質疑応答、課題詩の朗読)とBクラス(3分間のスピーチ)があります。木島さんは2年連続でAクラスに出場し、5分間のスピーチでは、ロシア語の勉強を始めたきっかけについてスピーチしました。木島さんは14歳のころに聴いた旧ソビエト連邦の軍歌に引かれ、高校時代に北海道とサハリンの交流プログラムでロシアを訪問。さらに興味を深めた経緯を紹介しました。さらに、曽祖父がシベリアに抑留され旧ソ連の捕虜となったにもかかわらず現地住民に親切にされ、旧ソ連を憎んでいなかったエピソードや、現在交際しているロシア人女性と婚約し、卒業後はモスクワに移住する計画などについて語りました。木島さんは、「今年度は出場者数が多く、周りのレベルも高くて上位入賞はかないませんでしたが、多くの人に聞いてほしいエピソードを話すことができたので満足しています。日本人のロシアに対するイメージはあまりよくありませんが、私や曽祖父がかかわったロシアはとても魅力的な国であり、卒業後はモスクワから日本に向けて、自分が知っているロシアのいいところを伝える仕事をしたいと考えています」と笑顔で語りました。

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