デザイン文化学科の金子結衣さんが「2018八剣山ワイン・ラベルデザインコンペティション」でグランプリを受賞

国際文化学部デザイン文化学科2年次生の金子結衣さんが1月31日に審査会が開かれた、「2018八剣山ワイン・ラベルデザインコンペティション」(主催:八剣山ワイナリー)でグランプリを受賞しました。また、本学科の佐藤文香さん(2年次生)、柏倉耀介さん(同)の2名が優秀賞、飯島光太郎さん(同)、吉井一峰さん(同)がヴェレゾン賞を受賞。2月16日に札幌市内で表彰式が行われました。

「八剣山ワイン・ラベルデザインコンペティション」は、2011年に誕生した八剣山ワイナリー・さっぽろ地ワインを市民レベルで支援するとともに、若手クリエイターに地域での活動の場を提供し、地元のアーティストを育成することを目的として開催されているものです。今回は、「八剣山+ワイン造りの機器」をテーマに募集が行われ、このデザイン趣旨を踏まえたコンセプトやデザインが評価対象とされました。なお、今回グランプリを受賞したラベルが貼られたワインは、秋ごろから八剣山ワイナリーや市内の直売所などで販売される予定です。

グランプリに選ばれた金子さんのデザインは、ブドウが破砕機と圧搾機を通って樽に詰められ、さらにグラスに注がれるまでの様子を表現しました。「グラフィックデザインの授業の課題として取り組みましたが、ワイン造りの機器がテーマということでどのように表現するべきか、どの機器を作品に盛り込むか、アイデアを出すことにとても苦労しました。コンペで賞をいただくのは初めてで、発表されたときは驚きました」と振り返ります。「高校時代にCG制作の経験があったのですが、デザイン文化学科にはインテリアに興味があって進学しました。しかし、1年次生からグラフィックデザインやプロダクトデザイン、建築とさまざまな分野に触れる中で、あらためてグラフィックデザインの道が向いていると感じて専攻に選びました。学びの中で自分の適性を見極められることがこの学科の魅力だと思います。今後もさまざまなコンペに積極的に作品を提出して、将来の糧にしていきたい」と語っています。

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