熊本キャンパスで春学期入学式を挙行しました

2019年度九州キャンパス春学期入学式を4月4日に、熊本キャンパスの松前記念総合体育館で挙行しました。今年度の入学者は大学院農学研究科(修士課程)、経営学部、基盤工学部、農学部、学部編入生計559名です。式典には多数のご来賓や保護者の皆さまにご臨席をいただき、新たな学生生活をスタートする新入生を祝福していただきました。なお、湘南キャンパスの入学式は4月2日に挙行しており、6日には札幌キャンパスでも執り行います。

式では、初めに荒木朋洋九州キャンパス長が、「本年度は『令和』元年の新入生を迎えるわけですが、平成の時代は唯一戦争がなかった時代だと言われています。しかし、大きな災害がありました。その中で九州キャンパスでは熊本地震で大きな被害を受けた農学部の復興を進めています。阿蘇での実習の再開と新しい実習棟の落成という新たな一歩を踏み出し、まさに復興元年となりました。皆さんと一緒に新しい東海大学をつくり上げていくことを期待したいと思います」と開式の辞を述べました。熊本学生会の役員による校旗入場の後、付属熊本星翔高校吹奏楽部の演奏に合わせて建学の歌を斉唱。続いて新入生が読み上げられ、荒木九州キャンパス長が入学許可宣言を行いました。

山田清志学長は式辞で、新入生が卒業を迎えた際にグローバル社会で活躍できる人材に育ってほしいという思いを込めて英語でスピーチ。「大学での授業やさまざまな活動を通して、卒業までに4つの力『自ら考える力』『集う力』『挑む力』『成し遂げる力』を獲得してほしいと思います。その過程の中で、『人生をいかに生きるべきか』を考えること、グローバル化時代をたくましく生き抜く力を身につけること、東海大学生としてのアイデンティティーを確立し、誇りを持つことをお願いしたい」と語りかけ、「一昨年、本学園は建学75周年を迎えました。それを機に、クオリティ・オブ・ライフを共通のキーワードとして、建学100周年を見据えて新たな挑戦をしています。さらに『先駆けであること~Think Ahead, Act for Humanity~』というブランドメッセージを掲げました。このメッセージを胸に、学びも遊びも主体的に取り組み、充実したキャンパスライフを送ってください」と激励しました。

続いて祝辞として、経営学部1期生で霧島ホールディングス株式会社経営企画室に勤務する峯田なつきさん(2016年度卒業)が登壇。初めての一人暮らしや同郷の友人がいない環境に多くの不安を抱えていた入学当時を振り返り、「私自身、明確にこの職業につきたいという目標はなく、将来働くであろう企業について勉強したいと思い、経営学科に入学しました。その中で多くの講義を受講し、友人と交流し、先生方にお世話になり、今の会社にどうしても入社したいと強く思うようになりました。現在の生活があるのは東海大学での4年間があったからです。大学4年間は、社会に出るとできないことも多くあります。今しかできないことを見つけてください」とエールを送りました。

終了後には、同会場で九州キャンパスの大学院の研究科長、専攻長、各学部の学部長、学科長が一言ずつあいさつしました。その後の新入生歓迎会では、九州学生会と公認団体の紹介プロモーションビデオを上映。ストリートダンス同好会とチアリーディング部、バトントワリングのパフォーマンスのほか、九州学生会によるクイズ大会や抽選会も実施。屋外でも部活動やサークルの先輩たちがビラを配り、熱心に勧誘する姿が見られました。

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