元国際文化学部国際コミュニケーション学科教授の川崎一彦名誉教授が「スウェーデン北極星勲章」を受章

元国際文化学部国際コミュニケーション学科教授の川崎一彦本学名誉教授にこのほど、スウェーデン王国より「スウェーデン北極星勲章」が贈られました。北極星勲章は1748年に制定されて以来、スウェーデンの科学、文学、文化、社会貢献等の分野における顕著な功績に対して、スウェーデン政府の決定に従い、スウェーデン国王の名前で与えられる名誉ある勲章です。日本人では過去に、本学の創立者・松前重義博士をはじめ本田宗一郎氏、井深大氏ら財界人、早稲田大学の岡澤憲芙名誉教授、大阪大学の清水育男名誉教授らが受賞しています。

川崎名誉教授は、日本貿易振興会(ジェトロ)ストックホルム事務所勤務を経て、北海道東海大学国際文化学部に着任。2013年まで本学教授を務めました。専門は内的起業家精神教育や北欧と日本の企業経営の比較、地域活性化などで、主な著訳書に『みんなの教育-スウェーデンの「人を育てる」国家戦略』(ミツイ・パブリシング)、『出る杭をのばせ!-明日を変える創造性教育―』(発明協会)、『フィンランドに学ぶ教育と学力』(明石書店)などがあります。また、一般財団法人スウェーデン交流センター評議員や北海道スウェーデン協会顧問などの公職をつとめてきたほか、2018年に外務大臣表彰も受賞しています。

3月29日にスウェーデン・ストックホルムの外務省儀典長室で執り行われた授章式では、廣木重之在スウェーデン日本大使をはじめ日本・スウェーデン両国の政府関係者ら多数が出席。川崎名誉教授にCharlotte Wrangberg大使から勲章が授与されました。川崎名誉教授は、「昨年の日本の外務大臣表彰に続き、大変光栄なこと。スウェーデンと日本の関係は私にとって公私のライフワークであり、今回スウェーデン北極星勲章という形でこの活動を認めていただけたことは喜びにたえません」と話しています。

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