先端技術コミュニティACOTが「ロボットスクール2019」に協力しています

東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが、11月30日に熊本キャンパスで開催された「ロボットスクール2019」に協力しました。NPO法人HITOプロジェクトが9月28日から来年2月29日まで5回シリーズで実施している催し。ものづくりの将来を担う人材の不足や、子どもたちの理系離れを解消しようと2009年に始まった企画で、10年からは熊本キャンパスや隣接する付属熊本星翔高校を会場に、ACOTのメンバーが協力しています。

ブロックパーツやモーターなどの部品を組み立て、パソコン上で作成したプログラムを取り込むことで動くロボットを使用し、9月28日の第1回は真っすぐに進んで曲がったり、コースを1周したりするプログラムを、10月26日の第2回はロボットにセンサーを設置してものにぶつかると方向転換するプログラムを勉強。第3回となる今回は、小学4年生から6年生までの児童33名が参加し、第1回の学びを応用して直進して曲がる指令を4回繰り返すプログラムを学びました。直進する秒数や曲がる角度などの調整を繰り返し、四角いコースを完走した児童からは喜びの声が上がっていました。

指導に当たったACOTの和泉田刀麻さん(基盤工学部電気電子情報工学科2年次生)は、「自分が理解していることでも、子どもたちにわかりやすく教えるのは難しい。長く続けている取り組みなので、先輩たちの姿を見ながらいかに子どもの視点に立って教えるかを考えています。このスクールで基礎を学び、将来、プログラミングなどを学ぶ一歩になれば」とコメント。HITOプロジェクト理事・事務局長の前原栄輔氏は、「達成目標は設定しますが、そこに至るまでの方法や内容は学生たちに任せています。難しいことをかみ砕いて伝えるのは学生たちにとってもよい勉強になっているように感じています。今後も、子どもたちに興味を持ってもらうきっかけをつくっていければ」と語りました。

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