札幌キャンパスで「北海道室内陸上競技強化練習会」を開催しました

札幌キャンパスでは1月11日に、北海道内の中学生、高校生、大学生などの陸上選手を対象とした「北海道室内陸上競技強化練習会」(主催=東海大学札幌キャンパス、東海大学付属札幌高校、共催=一般財団法人北海道陸上競技協会)を開催しました。雪の積もる北海道での陸上競技は冬季の練習方法が課題となるほか、棒高跳や走高跳などは室内で跳躍できる施設が限られています。この催しは、本キャンパスの陸上競技部が普段から使用している第一体育館「TOKAI ARENA」を会場として活用し、2016年度から企画しているものです。4回目の開催となった今回は、本学体育学部卒業生で北海道陸上競技協会跳躍強化コーチの高見朋宏氏(北海道羽幌高校教諭)や札幌キャンパス陸上競技部出身の馬場友也氏(国際文化学部卒業・北海道ハイテクアスリートクラブ)、久我洸士郎氏(同・SPAA)らが、棒高跳・短距離走・走高跳の実技指導を行いました。

当日は、約150名の参加者が3グループに分かれて練習を実施。基礎練習や実技などに挑戦しました。棒高跳びでは、初心者から上級者まで各班で練習し、体育館内に設営されたピットを使って実技に臨みレベルアップを図りました。また、短距離走のグループは体育館内の走路でミニハードルを使った練習などを実施し、トレーニングアリーナでは短距離走者に求められる筋力を養うトレーニングも指導。走高跳では実践を想定した練習に励みました。札幌キャンパス陸上競技部の選手たちも運営をサポートし、トレーニングセンターでの補強トレーニングなどにも参加しました。

運営に当たった陸上競技部の広川龍太郎監督(国際文化学部教授)は、「卒業生の馬場や久我ら実業団でも活躍する選手たちが中高生らに指導できるまでレベルアップしてくれています。また、棒高跳の指導では高見先生をはじめ多くの指導者が北海道中から集まり、質の高い熱心な指導を行っていただいており、参加者の競技力向上につながっています。毎回多くの参加者がある中で、皆が切磋琢磨してくれており、今後もこのような場を提供することで、社会貢献につなげていきたい」と話しています。

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