熊本キャンパスでは7月29、30日に、学部3年次生、修士1年次生を対象にした「就職ガイダンス」をオンラインで開催しました。来年3月から就職活動が本格化する学生、大学院生に向けて、夏期インターンシップの選考対策や企業研究の進め方などを伝えることが目的です。新型コロナウイルス感染防止のため、就職面接などに多く用いられているWEBビデオ会議システムを使い、2日間で約180名が参加しました。
各日初めに、九州教学課キャリア就職担当の職員より、「コロナ禍における就職活動の現状と変化」について解説。本キャンパス独自のキャリア就職支援サイトを紹介し、随時更新される情報に目を通すよう伝えました。
29日には、株式会社マイナビの担当者が「就活準備基礎&インターンシップ準備講座」をテーマに、30日には株式会社リクルートキャリアの担当者が「コロナ影響と22卒インターンシップ・1day仕事体験」と題して、それぞれ講演しました。30日のガイダンスでは、感染拡大防止のため、インターンシップや仕事体験をオンラインで開催する企業が増えていると話し、エントリーまでの流れや準備しておくべきことなどを説明。「先行きが不透明なコロナ禍だからこそ、最新の情報を得ることと、WEB面接などの新しい手法に早く慣れることが重要。オンラインだと首都圏にある企業の選考にも参加しやすいメリットがあるので、志望する企業の幅が広がるのではないでしょうか」と語りかけ、企画会議や営業のロールプレイングなど、オンラインで実際に行われているインターンシップの事例を紹介しました。また、志望する業界や職種が決まっていない場合、自分が興味を持つ分野からどのように選択肢を絞るかなど、就職活動に向けたアドバイスを送りました。
ガイダンス中はチャット機能を用いた質疑応答にも対応し、学生からは、「インターンシップにかかる費用はどのくらいですか?」「部活があるため参加できる日程が限られている場合、2日以上のインターンシップへの参加は可能ですか?」など、さまざまな質問が寄せられました。