湘南キャンパスの男子バスケットボール部が「オータムカップ2020」で優勝しました

湘南キャンパスの男子バスケットボール部が、10月10日から11月7日までエスフォルタアリーナ八王子などで開催された「オータムカップ2020」で優勝しました。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大から第96回関東大学バスケットボールリーグ戦が中止となったことから、代替大会として総当たり戦ではなくトーナメント戦で本大会が実施されました。

男子バスケ部は初戦で拓殖大学に79-48、2回戦で専修大学に88-70と勝利すると、準決勝では白鷗大学戦を73-53で制して決勝へと駒を進めます。茨城県・つくばカピオで行われた優勝決定戦は、昨年度のリーグ戦王者である大東文化大学との対戦に。第1Qは、序盤から強固なディフェンスで相手を抑え、八村亜蓮選手(体育学部3年次生)らが得点を重ねて22-11で終えると、第2Qは坂本聖芽選手(同)の鋭いドライブや注目のルーキー・河村勇輝選手(同1年次生)のスリーポイントシュートで40-25と差を広げます。勢いそのままに第3Qも得点を重ね60-42で終え、第4Qは河村選手と大倉颯太選手(同3年次生)を中心としたゲームメークでじっくりと攻め込み79-47で試合終了。果敢な攻めと鉄壁の守備で見事王者に輝きました。

河村選手
佐土原選手

試合を終えて陸川章監督(体育学部教授)は、コロナ禍での大会開催に感謝の意を表するとともに、「我々はディフェンスのチームであることを表現する試合になったと思います。昨年末に津屋一球選手(体育学部4年次生)が主将に就任した際、”昔の東海を、ディフェンスから走る持ち味を取り戻す”と宣言しチームを引っ張ってくれたことが大きい。コロナ禍での活動自粛や練習時間の制限などもありましたが、小山孟志ストレングス&コンディショニングコーチ(スポーツ医科学研究所講師)と話し合い、長期的な計画でトレーニングしてきたことで大きなけがをする選手も出さずここまでくることができました」と振り返りました。

また、優秀選手賞に本学から大倉選手と八村選手が選出されました。大倉選手は、「活動自粛で練習ができず大会が開かれるかもわからなかった時期も、リーグ戦優勝を目指してミーティングを重ね、どこよりも準備をしてきた自信があります。12月の全日本大学選手権大会までの課題も見えたので、優勝にこだわり練習を重ね大会に臨みたい」と意気込んでいます。

大倉選手
八村選手