国際コミュニケーション学科ではハワイ大学の学生とオンラインでワークショップを実施しています

国際文化学部国際コミュニケーション学科では、9月から本学科開講科目「WRITING STRATEGIES 2」の中で、ハワイ大学の学生とオンラインでさまざまなワークショップを実施しています。新型コロナウイルス感染症の拡大により、留学などが難しくなった両大学の学生たちに、交流の機会をつくることが目的です。国際コミュニケーション学科の2年次生から4年次生38名とハワイ大で日本語を学ぶ学生22名が参加し、ビデオレターを送ったり、日本語教室などを実施したりしながら、交流を深めています。

10月26日には、国際コミュニケーション学科の学生がハワイ大の学生のプロファイルを作成するためにグループに分かれてインタビューを実施。事前に本授業を担当するマーク・ハミルトン教授の指導を受けながら40ほどの質問を用意した学生たちは、ハワイの文化や生活、キャンパライフについても話を聞いたほか、連絡先を交換する場面も見られました。11月にはそれぞれが作成したプロファイルをハワイ大の学生に送り、オンラインで間違いやアドバイスを聞きながら、語学力を磨いています。

参加した学生からは、「ハワイ大の学生と交流できるのはとても楽しく、素晴らしい経験ができています」「コロナの影響で大好きな英語を話す機会が減っていたので、とてもうれしい」「この授業のおかげで、今まで以上に英語力をさらに身につけたいと思いました」といった声が聞かれ、ハミルトン教授は、「学生たちに国際交流の楽しさや喜びを知ってもらおうと以前から交流のあったハワイ大講師の村田みのり先生と相談して、さまざまなワークショップを展開することにしました。オンラインツールが発達し、日本にいながらさまざまな国の学生と交流できるようになったメリットを生かし、今後も新しい取り組みに挑戦していきたい」と話しています。また、村田氏は「今後はオンラインでの交流は活発になっていくと思います。今回のワークショップを通じて、一人でも多くの学生が留学に興味を持ってくれたらうれしい」と語っています。