静岡市の制作した動画「東海大学の先生が教える!静岡市の川で魚とり!」に協力しました

海洋学部水産学科生物生産学専攻の秋山信彦教授がこのほど、静岡市が制作した動画「東海大学の先生が教える!静岡市の川で魚とり!」に協力しました。本学部では毎年2月に、地元の豊かな自然環境への理解を深め、環境保全の意識・関心を高めてもらおうと「~静岡市・東海大学連携事業~シロウオの観察会」を開催してきましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて中止に。すでに参加を希望していた小中学生に同市の自然の魅力や魚を採集する面白さを知ってもらおうと、同市が動画を制作しYouTubeで公開しました。

動画では秋山教授が「魚とりに必要な道具」として、たもあみやバケツのほか、捕まえた魚をいったん入れておくためのビニール袋を持っておくとよいとアドバイスし、物陰にいる魚をとるために下流側に網を仕掛けて上流からゆっくり足で追い込む方法を紹介。実際に秋山教授が採取した「ヨシノボリ」や「ウキゴリ」「ヌマチチブ」「ボラ」の生態や特徴なども解説しました。最後に、「これから暖かくなってくるので、お父さんやお母さんと一緒に川に行って、いろいろな生き物を採取し、ぜひ手に取って触ってみてください。遠くから見ているだけではわからないことがあるはずです」とメッセージを送りました。

なお同市では、絶滅危惧種にも指定されているシロウオの知られざる生態や特徴、生息環境を紹介する秋山教授が監修した動画「しずおか市の生きものを学ぼう!シロウオものがたり」も公開しています。ぜひ併せてご覧ください。

「東海大学の先生が教える!静岡市の川で魚とり!」
https://www.youtube.com/watch?v=WgjaQ8V_rMI

「しずおか市の生きものを学ぼう!シロウオものがたり」
https://www.youtube.com/watch?v=23AafMS0ROs