九州キャンパスが熊本大学、熊本県立大学と「地域活性化人材育成事業~SPARC~」に採択された「くまもとの未来を拓くグローバルDX人材育成プロジェクト」協力します

九州キャンパスではこのほど、熊本大学と熊本県立大学が文部科学省の令和4年度大学教育再生戦略推進費「地域活性化人材育成事業~SPARC~」の採択を受けた事業「くまもとの未来を拓くグローバルDX人材育成プロジェクト」に参画。事業協力大学として「デジタル人材」や「グローバル人材」育成に向けて両大学との共通科目を新設するなど大学の垣根をこえた連携を進めていきます。

SPARCは、地域社会と大学間の連携を通じて既存の教育プログラムを再構築し、地域を牽引する人材を育成することを目的としており、全国で6件が採択されています。「くまもとの未来を拓くグローバルDX人材育成プロジェクト」は熊本大学が事業責任大学となり、熊本県立大学が事業参加大学、本学が事業協力大学の位置づけとなっています。3大学が参画する熊本県や熊本市、一般社団法人熊本県情報サービス産業協会、肥後銀行などによる「くまもとDX人材育成プラットフォーム」とも連携し、熊本大と県立大がリカレント教育や文理横断型学位プログラムを開設。両大学は新しく専攻を設けるなどデータサイエンス教育の充実や人的資源活用などを展開していきます。本学は来年度に向けて、両大学との大学等連携推進法人熊本地域大学ネットワーク機構(仮称)の立ち上げに加わっていくほか、今年度に新たに開設した文理融合学部と農学部の知見を生かした共通科目の開設を進めていきます。

10月13日には熊本県庁で合同記者発表が行われ、本学から山田清志学長と荒木朋洋学長補佐ら関係者が出席。熊本県の蒲島郁夫知事、熊本大の小川久雄学長、富澤一仁理事、県立大の堤裕昭学長とともに会見に臨みました。山田学長は席上、「本学では今年1月に熊本大と包括的連携協定を締結しており、両大学による相互の教育研究、人材育成の充実に向けた具体的な連携活動の一つとして今回の取り組みにも加わっております。国立、公立、私立とそれぞれ設置形態の異なる大学による、その枠組みを超えた新しい取り組みです。本学は今年度新しく文理融合学部を開設したほか、農業県・熊本における農学部では、来年4月に阿蘇くまもと空港近くに新校舎を設置し、講義と実習が一体となった農学教育を展開して地域を牽引する人材育成に取り組んでまいります。まずは連携開設科目を通じて協力してまいります」と語りました。