札幌キャンパスで2021年度春学期入学式を挙行しました

札幌キャンパスで4月6日に、2021年度春学期入学式を挙行しました。今学期は、大学院生物学研究科1名、生物学部140名、国際文化学部264名、編入学2名の計407名が入学。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3回に分けて実施し入り口では検温と手指の消毒を徹底するなど対策を講じました。

各回ともに山田清志学長が新入生の入学許可を宣言。続く山田学長による式辞では、新入生がグローバル社会で活躍する人材となることを期待して英語でメッセージを述べ、「本学は創立当初より文理融合型カリキュラムを編成し、世界の国々と文化、学術、スポーツを通して、学生や教職員の交流を推進して、幅広く豊かな思想を持った人材の育成を目指す教養教育を、教育の根底に据えています。大学での授業やさまざまな活動を通して、『自ら考える力』、『集い力』、『挑み力』、『成し遂げ力』を身に着けてください」と語り、最後は日本語で「ますますグローバル化が進む世の中で、4年後に卒業を迎えた皆さんが入った会社の入社式も英語で行われるかもしれません。私自身、英語は得意ではなく、2度にわたる学校法人東海大学の海外機関での勤務は、会議は汗だくで足がつるような思いもしました。最近は高精度な自動翻訳機もありますが、恋愛は自動翻訳機ではできません。自らの声で感情を表現することが大切です。文法や発音を気にしすぎることなく、積極的にコミュニケーションを図ることで、英語力だけでなく、グローバル人材としての素養を培ってください」と呼びかけました。

閉式の辞では、網野真一札幌キャンパス長が登壇。「大学生活は夢をかなえる場所であると同時に、夢と巡りあう場所でもあります。教職員は皆さんの夢の達成を全力でサポートします。また、札幌キャンパスには全国から学生が集まり、留学生もいます。教職員や地域、世界、さまざまな知識や経験に触れながら積極的に夢を探してください。今日からともに勉強していきましょう」とメッセージを送りました。

新入生たちは、「大学では語学力を上げたい。いまはコロナ禍で難しいけれど、いつかはオーストラリアに留学したいとあこがれています」「高校と違い、自分で授業を決めるなど不安な点もありますが、自立した人間を目指します」「教職を目指しているので、母校の付属札幌高校での教育実習に向けて頑張っていきたい」と今後のキャンパスライフに向けた抱負を語っていました。