2022年度 第1回 情報通信学研究科FD研修会を開催しました

情報通信学研究科では11月21日に、「これからのCOVID19との向き合い方〜ポストコロナに向けて〜」と題したFD研修会を対面とオンラインのハイブリッド方式にて開催しました。当日は、2名の医師に講演していただきました。

高輪校舎の保健管理医・産業医である海老原明典氏(東海大学医学部:教授)による講演では、感染症の専門家の立場から、新型コロナウイルスの現状および感染症に関する基礎的な知識についてお話しいただきました。感染予防について、この2年間に効果のある対策の知見が蓄積され、エビデンスに基づいたマスクの使用方法や教室の換気、ワクチン接種について伺うことができました。今後の新型コロナウイルス収束に向けて、ワクチン接種と変異株への対応、また状況に応じて行動を見直していくことが望ましいというメッセージで締めくくりました。

高輪校舎の精神科保健管理医である村上健氏による講演では、はじめに精神科医を目指したきっかけや、これまでの経験から先生の精神疾患についての思いについて伺いました。その後、様々な精神疾患について解説いただき、学生たちとの向き合い方に加え、教職員の自分自身との向き合い方についても紹介いただきました。さらに、講演の終了後には、対面で参加していた教職員が個別のケースについて村上氏に意見を伺っている場面も見られ、学生支援に関する学びを得るよい機会となりました。