札幌ボランティアプロジェクトが除雪活動に取り組んでいます

札幌キャンパスで活動するスチューデントアチーブメントセンター「札幌ボランティアプロジェクト」が、12月からキャンパス近隣での除雪活動に取り組んでいます。本プロジェクトは2008年度に「福祉除雪プロジェクト」として発足。キャンパス周辺の町内会会員の中から自力で除雪が困難な世帯を対象に希望を募り、除雪支援ボランティアに取り組んできました。16年度からは活動の幅をさらに広げようと現在の名称に変更。市内の住宅地を中心に除雪活動を行ってきましたが、20年2月以降は、新型コロナウイルス感染症の拡大により活動を休止していましたが昨年度からこの活動を再開しています。感染対策のため個人宅での活動ではなく、南沢旭台町内会との連携のもとキャンパス周辺に設置されている消火栓やキャンパス周辺の歩道など公共物の除雪に取り組んでいます。

各回5~10名程度のメンバーが参加し、キャンパス近隣の公園や小学校付近に設置されている消火栓や横断歩道、階段といった雪が積もり通行しづらくなっている場所の雪を移動させるなど雪国生活を守る活動に汗を流しています。リーダーの高橋拓輝さん(生物学部生物学科1年次生)は、「今年度は私たち1年次生が多数加入したこともあり積極的な活動を展開しています。メンバーの参加動機は“運動不足を解消したい”“道外出身で除雪の経験がないので挑戦してみたい”とさまざまですが、“地域の役に立ちたい”という思いは同じです。凍ったうえに歩行者に踏み固められた階段などは危険性も高く、雪に慣れた北海道民でも注意が必要。公共物や歩道の除雪を通じて少しでも地域に貢献できれば」と話しています。

プロジェクトでは、今後も降雪量の多い日を中心に2月中旬までキャンパス近隣を巡回して活動していく計画です。