湘南キャンパスで「Tokai Entrance Festival 2023」を開催しました

湘南キャンパスで4月1日、2日に、新入生を歓迎する特別イベント「Tokai Entrance Festival 2023」を開催しました。新入生に期待と安心感を持って大学生活をスタートさせてほしいと昨年度に続いて「やりすぎHYGGE」をテーマに実施したものです。HYGGE(ヒュッゲ)とはデンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことを指し、新入生同士が心地よい空間の中で絆を深め、東海大学での充実したキャンパスライフに期待を高めてほしいという思いを込めました。

初日は学生証交付・通学証明発行や日本学生支援機構奨学金の高校予約者ガイダンスといった手続きのほか、噴水前の広場などキャンパス内各所で部活動紹介を実施。総合体育館では、特別企画として保護者懇親会も開催しました。松前義昭学長が、本学が養成する人物像などについて話したほか、連合後援会の二重作昌明会長が学生の保護者によって組織されている同会の活動を紹介。また、スチューデントアチーブメントセンターの松本隆所長(学長室部長・広報担当、教育開発研究センター教授)が、本学の教育活動の特徴について講演しました。さらに、全体の司会進行を務めた宮越ひなみさん(工学部2年次生)、教養学部国際学科から建築士を目指して工学部建築学科に転学科した山岸未侑さん(4年次生)、東海大学ソーラーカーチームのプロジェクトリーダーを務める宇都一朗さん(大学院工学研究科2年次生)が登壇し、本学での幅広い学びや課外活動のフィールド、それぞれの夢の実現に向けた歩みなどについて語り合いました。終了後には、各学部学科の担当教職員との懇親会も実施しました。

2日目は運動部による歓迎試合「Invitation Match」として、陸上競技場で陸上競技部による日本大学との対抗戦を行い、吹奏楽研究会の演奏とチアリーディング部の演舞を披露したほか、「部活動&新入生対抗リレー」も実施。総合体育館では男子バスケットボール部が専修大学と対戦し、74―55で勝利しました。バスケの会場では体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科の学生たちが試合を運営。こちらもチアリーディング部がスタンドを盛り上げ、試合後にはジャズ研究会の演奏で女子ソフトボール部やアメリカンフットボール部などが加わり「ツバメダンス」を踊りました。

オリエンテーション企画では学科ごとに4、5名のチームに分かれてクイズ企画に挑戦。キャンパス各所に設置された二次元コードをスマートフォンで読み取るかスタンプを押してクイズを解き、ゴールしたチームから抽選で豪華景品を手にしていました。副島春翔さん(体育学部1年次生)は、「最初は知らない人同士で仲良くなれるかとても不安でしたが、周りの皆さんが優しく声をかけてくれて、協力しながらクイズを解く中で打ち解けられました。高校までは柔道に打ち込んでいましたが、大学では新しいことを始めたい。これから探していきます」と期待を語っていました。

ラグビー場ではアメフト部やラクロス部、フィールドホッケー部が部活動体験を行い、中央通りではスチューデントアチーブメントセンターのプロジェクトなどがブースを出展して活動を紹介しました。芝生広場「Palette パレット」にはグランピング空間やキッチンカーが登場。夕方からはたき火に当たりながらスモアサンドやスープを楽しむ学生たちの姿もありました。フィナーレの「Welcome Ceremony」では、松前義昭学長が「私も皆さんと同じようにこの大学の出身で、教員としても働いてきました。4月1日から学長になり、皆さんと一緒に元気で楽しく明るいキャンパスをつくっていきたい」とあいさつ。吹奏楽研究会の演奏に乗せて2000発の花火が打ち上がり、中央通りのイルミネーションも点灯しました。