国際文化学部デザイン文化学科の学生有志が巨大クジラのオブジェを制作しました

国際文化学部デザイン文化学科の学生有志6名が10月23日・24日に札幌市真駒内の「子ども体験活動の場 Coミドリ」で開催されたアートフェスティバルにおいて、廃タイヤを活用した巨大クジラのオブジェを制作しました。これは地域の子どもたちにアートに触れる機会を提供するため公益社団法人 札幌市子ども会育成連合会が主催したものです。当日はアート体験プログラムや同施設にあるプレーパークにおいて廃タイヤを活用した巨大コーヒーカップなどが設置され、大勢の子どもたちが参加しました。

学生たちは北広島市にある株式会社新生ゴムから無償提供されたカット済の廃タイヤやゴムチップを使い、デザイン文化学科の早川渉講師と笹川寛司准教授の指導のもと1か月半かけてオブジェを制作。来場した子どもたちからは「体育館に本物のクジラがいるみたいで幻想的だった」「クジラがとてもリアルだった」といった感想がありました。

リーダーである星野聖さん(デザイン文化学科1年次生)は「株式会社新生ゴム様やCoミドリの皆様のご協力のもと納得できる作品を制作することができました。私たち1年次生はオンラインの授業が中心でしたが、こういったプロジェクトを対面で実施でき、メンバー同士、悩みながらも楽しんで制作することができました。カットタイヤを細く編み込む作業は大変でしたが子どもたちや来場者の方々が楽しそうに作品に触れあっている姿を見て、苦労が報われた気がします。今後も私たちの日々の学びを地域に貢献できる機会があれば是非参加したいです」と語りました。

札幌市子ども会育成連合会の中尾 総括事業係長は「子どもたちに夢を与えてくれる素晴らしい作品のご提供ありがとうございました。造形がとても美しく、地域の子どもたちがとても喜んでいた姿が印象的でした。作品はしばらく体育館に設置させていただきますので、今後も多くの子どもたちを楽しませてくれると思います」と語っています。