「東海大学総合英語力検定コース」の2021年度合格者認定証授与式をオンラインで行いました

語学教育センターでは1月29日に、「東海大学総合英語力検定コース」の2021年度合格者認定証授与式をオンラインで行いました。この検定は2005年から語学教育センター(旧・外国語教育センター)英語教育部門が独自に実施している英語力の認定制度です。就職や留学に役立つ実践的な英語力の養成を目的として、1級から3級までの検定試験を7月、12月の年2回実施しています。各級に合格するためには、筆記試験(TOEFL®、TOEIC®、実用英語技能検定などの外部試験)で基準点をこえることに加え、外部基準によるスピーキング、ライティング試験で規定レベルへの達成が求められます。将来、国際的な活躍を目指す学生のために、本センターでは選択科目「国際人養成セミナー(旧・総合英語力検定セミナー)」を週2コマ開講し、各級に合わせた3段階の授業を用意しています。合格者の多くはこの授業を受講し、筆記試験対策とともにスピーキングやライティングの訓練を重ねて英語力の向上に努めてきました。

今年度は、1級13名、2級11名、3級9名が検定試験に合格。授与式はWEBビデオ会議システム「Zoom」を活用して実施しました。初めに、本センターの山本佳男所長があいさつ。続いて一人ひとりのプロフィールが読み上げられ、名前を呼ばれた学生は画面上で手を振って参加者の祝福に応えました。受賞者を代表し、1級に合格した若林潤さん(政治経済学部経営学科3年次生)と平川あかねさん(文化社会学部北欧学科2年次生)が英語でスピーチ。若林さんは、「1年前まで英語とは縁のない生活をしてきたのですが、一念発起してここまで英語力を伸ばすことができました。丁寧に指導してくださった先生に感謝しています」と笑顔でコメント。平川さんは、「やる気のある仲間たちと、社会問題などに関するディスカッションをしながら切磋琢磨して学べたことは、他のクラスではできない、かけがえのない経験でした」と語りました。

授与式には在学中に本コースに合格した卒業生7名も参加し、式の終了後には受賞者との交流会も行いました。また、当日参加できなかった卒業生からも多くのお祝いのメールが届きました。

上級クラスを担当する本センターの松本佳穂子教授は、「コロナ禍によるオンライン授業が2年目になりましたが、逆境に負けず受講者全員が精いっぱい努力したことは、合格率の高さが証明しています。また、より緻密な個人指導ができたのはオンラインの利点でもありました」と話していました。

なお、1級合格者(海外の大学院で授業を受けることができ、企業でも広く国際人として活動できるレベル)は下記の13名です。
藤原美香さん(法学部法律学科2年次生)
金井星也さん(文化社会学部ヨーロッパ・アメリカ学科4年次生)
マハッタナーノンド・ノッパメットさん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻3年次生)
パーカー・ナパスカモンさん(教養学部国際学科3年次生)
若林 潤さん(政治経済学部経営学科3年次生)
平川あかねさん(文化社会学部北欧学科2年次生)
三野璃透さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻2年次生)
中村英翔さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻2年次生)
佐藤 樹さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻2年次生)
猿田凌久さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻2年次生)
小林晃汰さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻1年次生)
後藤駿介さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻1年次生)
田中知樹さん(工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻1年次生)