インドネシアの留学生と1ヶ月間交流しました

農学部食生命科学科の食品バイオ化学研究室では、インドネシアのIPB University(ボゴール農科大学)の学生であるデゥイタミ・アンザニー(Dwitami Anzhany)さんを1ヶ月間受け入れ、学術交流を行いました。

デゥイタミさんは現在IPB Universityの博士課程に在籍しており、6月5日から7月7日までの1ヶ月、本学で「乳酸菌のミルクでの発酵性試験と機能性試験」を行いました。
滞在期間中、研究室の学生は積極的に英語でコミュニケーションをはかり、ゼミナールでは自分の研究内容を英語で紹介するなど英語漬けの一ヶ月間を過ごしました。また、休日は一緒に観光に出かけるなど国際交流を楽しみました。

Welcome boardをもって出迎える学生
オープンキッチンで、トランプなどでをしながら交流
学生から、扇子をプレゼント

デゥイタミさんは6月24日に行われた一般市民向けの生涯学習講座にも参加しチーズ作りも体験しました。デゥイタミさんは将来自分で牧場を作りたいという夢があり、熱心にチーズ作りを学んでいました。
7月4日の最終発表会では「Milk fermentation test by various lactic acid bacteria and identification for functional fatty acids in fermented milk」と題して、一ヶ月の研究成果を発表しました。多くの学生および教職員が参加し、質疑応答の後、小野農学研究科長より修了証が授与されました。

一ヶ月という短い期間でしたが、本学術交流はお互いにとって大変良い学びの機会となりました。デゥイタミさんは本年度学位を取得される予定です。今後の益々のご活躍を祈念いたします。

デゥイタミさんによる研究発表
乳加工室でチーズ作り体験
特別な修了証を授与