バイオサイエンス学科(現:食生命科学科)の3年次が工場見学後の学習成果を発表

農学部バイオサイエンス学科では、夏期集中講義型プログラム「工場見学」を実施しており、今年の8月4日には見学後の学習発表会を行いました。この工場見学は、食品衛生監視員・管理者育成機関であるバイオサイエンス学科の特色あるカリキュラムの1つであり、学生たちが講義や実験で学んだバイオテクノロジーの理論や手法が、実際の生産現場でどのように応用されるかを実体験し、体系的に学習することを目的としています。

今年はコロナ感染症に対する対策の緩和もあり、学生たちは各所属研究室の小グループごとに、熊本県内または近郊の飲料・食品工場や製薬メーカー(サントリー九州熊本工場、味の素株式会社、株式会社杉養蜂園、通潤酒造株式会社、KMバイオロジクス株式会社、DAIZ株式会社、株式会社フードパル熊本 等)を指導教員とともに見学しました。

これまで学生たちは「衛生管理」や「食と健康」、「食と安全」について学んできたことから、食品や飲料、医薬品などの開発や製造を行う現場の見学により、日々の授業で学んだ食品衛生学、食品加工学、微生物学、食品科学、生化学、有機化学などの内容が製品や工程に関係していることを実感しました。さらに、発表後の質疑応答を通して、相互に理解を深めました。

※現:食生命科学科