付属大阪仰星高校の星河祭で藍染の体験実験を実施

9月30日(土)と10月1日(日)、大阪府牧方市にある東海大学付属大阪仰星高等学校中等部・高等学校で、星河祭(文化祭)が開催されました。このイベントには、本学農学部からも教職員が出講し、大学の説明会や体験実験を行いました。

農学部からは米田一成教授(食生命科学科、専門:生化学)が、日本の伝統技法である藍染めの体験実験を実施。この実験では、高等学校および中等部の生徒、保護者、地域のお子さま連れなど多くの来場者が集まり、同校の科学部の生徒と理科教員の先生方と共に実施しました。大学説明会および体験実験には、それぞれ約60~70名の来場者が訪れました。

参加者は、藍染の技術や歴史、染色色素とサイエンスについての説明を受け、実際にTシャツに藍染を施す体験しました。自分たちでデザインを考えながら藍染の柄を付ける過程を通じて、科学の面白さと創造性を実感しました。

このような交流は、将来の科学者やリーダーを育てるためにも有益であり、本学は中学生や高校生をはじめ地域社会との連携を一層強化し、教育と科学への情熱を広められるように努めてまいります。