農学部がフード サイエンティスト資格認定研修会を開催

10月13日、農学部が外部講師によるフード サイエンティスト資格認定研修会を行いました。この資格は食品科学教育協議会が認定するもので、大学や短期大学等の各学校において、同協議会が定める食品と微生物に関する特定の講義、実験実習、認定研修を修了した学生を審査し、合格した学生に「食品科学技術認定証」が授与されます。これにより、フード サイエンティストと称することが認められます。

本学農学部はこの協議会の正会員校であり、同資格教育を提供する養成校として認定されています。今年度は、筒井知巳先生(東京聖栄大学健康栄養学部名誉教授、食品科学教育協議会会長)が講師として招かれ、「食品加工に見られる日本人の知恵」について研修講義を行いました。この研修会には応用植物科学科(現:農学科)、応用動物科学科(現:動物科学科)、バイオサイエンス学科(現:食生命科学科)の4年次の学生が参加し、日本人の食生活と食品加工の歴史、納豆や味噌、漬物、清酒などの発酵・醸造食品、発酵時の機能性成分とその変化に関する幅広い知識を深めました。

本学農学部は今後も高品質な食品科学教育を提供し、学生の専門知識と技術の向上に貢献し続けます。