阿蘇くまもと臨空キャンパスで「空港となりの落語会」を開催しました

阿蘇くまもと臨空キャンパスで11月18日に、近隣の益城町、西原村、大津町の住民の皆さんを招待して古今亭圓菊師匠による独演会「空港となりの落語会」を開催しました。今年4月から新たに開設した本キャンパスを地域の皆さんに披露するとともに、長年にわたって農学部のFD・SD研修などで講師を務めていただくなど親交の深い圓菊師匠の落語を楽しんでもらおうと企画したものです。

当日は約150名の地域住民が2号館大教室に来場する中、まず農学部の岡本智伸学部長があいさつし、2016年に発生した熊本地震から新キャンパス設置に至る経緯を説明するとともに、「少し遅くなってしまいましたが、近隣地区の皆さまをキャンパスにお招きする機会をつくることができました。昭和・平成の爆笑王と呼ばれた二代目古今亭圓菊の大名跡を2年前に襲名された当代の三代目古今亭圓菊師匠は、古典落語の名手であり、新作落語にも長けた落語界の二刀流。今日は令和の名人芸をぜひ楽しんでください」と語りかけました。

続いて高座に上がった圓菊師匠は、枕で各地での落語会の様子や社会の変化について語って会場を引き込むと、八百屋の夫婦や医者がユーモラスなやり取りを繰り返す古典落語の「熊の皮」を披露。さらに、さまざまな童話を面白おかしく盛り込みテンポよく進む新作落語「シンデレラ伝説」でも会場が笑い声で包まれました。休憩を挟んでもう一席、近づく年末にちなんで大晦日に借金が払えない長屋の夫婦が借金取りを追い返す「掛取り」を熱演しました。

終演後には、地域住民の皆さんに学生食堂でのランチを楽しんでいただいたほか、キャンパス内を開放して農場や食品加工教育実習棟などの実習エリア、研究室エリア、図書館などを自由に見学していただく時間を設けました。来場者からは、「地元に大学のキャンパスはできましたが、これまでなかなか訪れる機会がありませんでした。このようなイベントが開かれて大変うれしく感じています。また何かの企画があれば参加したい」「初めてキャンパスを訪れて、東海大学を身近に感じる機会になりました」「楽しく落語を聞くことができました。今後も学術や文化、農業に関する内容で私たち一般の者でも親しめるような講演会を開いていただけると期待しています」といった感想が寄せられました。